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みんな大好き、コカ・コーラ!

今回のnoteは、続・『こら、コーラ!』です。

「なに飲んどるん?」と私。
「koma8もいる?」とは母。

、、、いやいやいや。

コーラは体に良くないよ。
そう言ったのはあなたですよね、お母さん。

コーラ飲んだら太るんで!
そう言ったのは、お父さんですよ。



本物のコーラの人

高らかに発表することもないが、koma8んちはみんな呑める人種だ。 
全員アホほど呑める。
(私に関しては弱くなりつつあるが、、、)
盆・正月・GWは、呑める妹家族も帰省して、何はともあれみんなで「乾杯、カンパイ、かんぱ~い!」なのだ。

そんな呑べえ一家に、3年前ニューフェースが加わった。
長女の夫、Uくんである。
Uくんは体育会系育ちなので、注がれたアルコールは即呑み干す。
父は空のグラスが気になるタチ。
父は注ぐ、Uくんは呑み干す。
だけど本当は、アルコールに強くないUくん。
酔っ払い相手に嫌な顔もせず、呑べえ一家の大宴会に苦笑いながらも参加してくれるナイスガイ。

本来のUくんは、ポテチ片手にコーラをこよなく愛する人なのだ。

呑んべえサラブレットとして育った私は、吞めない人の扱いが分からない。
「Uくんには何を買っとけばいいん?」と私。
「コーラで大丈夫!」と長女。
「えーー、なんか(呑めるお酒は)ないん?」
「んーー、じゃあほろよいで!」

、、、ほろよいって、アンタ。
あんなんジュースじゃん!

長女夫婦が帰省するたび、私はその時どきのUくんマイブームを用意する。
ほろよい、麒麟堂、氷結etc、、、
もちろん、コカ・コーラはマストだ。


もう一人の、コーラ愛

先々週、両親と私が話していた時のこと。

「来週Sちゃん(長女)たちが帰ってくるけど、私忙しいけん、お母さん夕飯の用意頼んでもいい?」と私。
「ええよ。Uくんは(料理は)何がええんかね?」と母。

「そんなに張り切らんでもええよ。
簡単にすき焼きはどう?
それと、あと1、2品あればええよ。」と私。

「Uくん、何飲むん?」と母。
「、、、コーラがあれば大丈夫。」
母としては、コーラではもてなした気にならないらしい。
なんねえ、なんかないんね、、、とブツブツ。

すると、父が衝撃発言!
「コーラは旨いで。
若い頃、仕事終わりで飲んだコーラはものすごう旨かった。
初めて飲んだ時は、こがいに(こんなに)うまいもんがあるんかゆうてビックリしたんよのう。」


はああ???

お父さん!!
私にコーラはダメ!って長年言うてきたじゃん、、、
どの口が言いよったん???

「かあちゃん(母)とデートの時は、いっつもコーラよ。
コーラ飲むんがカッコえかったんよ。」
と、ニコニコの父。

そんなん、テレもせず、よう言うなあ。
(あきれて何も言えんわ、、、)

気になったので、調べてみた。

・わが国でのコーラ飲料は、
1952年(昭和27年)にウインコーラ、
1953年(昭和28年)にミッションコーラが販売されるようになった。
・日本で「コカ・コーラ」の製造販売が本格的に開始されたのは、1961年(昭和36年)である。

Google先生より

なるほど。
コカ・コーラは、父が21歳のときに販売が開始されたのか。

まさかの、コカ・コーラは父の青春の味だった(笑)


赤いのと黒いの

父の衝撃発言に唖然としてから一週間。
長女一家が帰省した。

私もコーラを1本買っていたのだが、母は2本、キャップの赤いのと黒いのを買っていた。
赤いのは普通のコカ・コーラ、黒いのはコカ・コーラ・ゼロである。

「お母さん、何でゼロ買うたん?」
「え?これ違うん?」と母。
母は色の違いはデザイン違いくらいに思っていたよう。

味は一緒でしょ?、という母に、
「ちょっと違いますけど、でもどっちも美味しいですよ。」とUくん。

はっきり違うと言うてやれ!笑

「私はどっちも違わんし、美味しいけどねえ。」

料理の味は細かいこと言うクセに。

ほんま、呆れてモノが言えんわ。
お母さん、あんたもコーラ大好きじゃったんじゃねぇ。
人は年を取ると、ホンネがペラペラと出るらしい。


結局は、
みんな大好き、コカ・コーラ!


注:私はコカ・コーラ関係者でもなく、ましてやペプシコーラを否定するものでもありません。



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