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「時間の使い方は命の使い方です。」

僕が20代前半の時、ある学者さんと交流がありました。
タイトルの言葉は、その方からのお手紙に書いてあった言葉です。

今日は時間と意識について考えてみます。

1.イエスと足跡。

お手紙の言葉をはっきりと覚えているのは、
当時、大きな画用紙にその言葉を書いて、部屋の壁に貼っておいた事があるからです。

学者さんとは、数える程しかお話はしませんでしたが、
何かを学ぶ事ついて、また人生について、すごく影響を与えてくれた先輩でした。

ミッション系の学校に行かれていたという事もあり、キリストのお話もしてくれました。そのお話は、昔、自分史を書く時にテーマにした事もあるのですが、うろ覚えになっていたので、今回調べてみました。

マーガレット・F・パワーズさんの
「あしあと」(FOOTPRINTS)という詩でした。

その詩の内容とニュアンスは変わっているかもですが、
あくまで、僕の記憶を頼りに当時を再現するとこんな感じになります。

人生を振り返ってみると、足跡が2つあるんだよ。
それは、あなたとイエスさまの足跡なの。

そして、もうあなたがどうしようもない。
ものすごく辛い時の足跡は、1つしかないの。

「え? どういう事ですか?」

その辛い時を通過している時には、
イエスがあなたをおんぶして歩いてくれていたんだよ。


私がこうして話している事も、
いつかまた君が誰かに伝えられる日が来ると思う。
だから、すべての事に意味があると思うのよ。

2.サレンダー。小さな頭を手放す。

上記のお話は聞いた当時も、めちゃくちゃ良いお話だな。覚えておこう。と思って、また紙に書いて貼っておいたくらいでしたが。

今思い返すと、本当に真実だな。と思います。

僕はキリスト教でも、どんな宗教も信じていませんが、
こういうサレンダーする瞬間というか、大いなるものに導かれたり、それらに護られているのを感じざるを得ない時というのが、人生の転機において何度もありました。

ある決断をする際に、頭で考えるだけでは、どうしても解決策を見出せない時。体調が悪いけれど、目に前に癒したい人が居る時。欲望もあるけれど、それもひっくるめた上で、その先のもっと大きな風景をみたい時。

そんな時は僕は、自分のサポーター達に助けを求めます。

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3. 意識と時間の伸び縮み。

そういう大いなるものに頭を垂れる瞬間の前後って、
時計通りとは違う時間の流れになる気がするんです。

それにより、あっという間に50分のヒーリングが終わったり、反対に、体力的にキツくて出来るかな?とすこし心配な時には自分なりにですが、思っていた以上の事ができる時もあります。

比喩になりますが、これとは逆に、
僕は眠りの意識の状態に入ると時間に対してルーズになり、やりたいと思っている事を先延ばしにしがちになります。それで、あっと言う間に時間が過ぎている時があります。

そういう性質に気づいて、
まず先にやってみる。という風に実験中です。

そうすると、時間がどんどん出来る。
1日の時間が倍くらいに感じる時もあります。

「時間が惜しい」という気待ちも、だんだんと芽生えて来ました。

4. 目覚めの心、迷いの心。

でも、眠っている意識としての自分が不合格で、
ダメな訳では決してないと思うんです。

仏教では、迷いの心は悟りの心。
という極端な言い方があるくらいです。

迷っている自分すらも、イエスに、
また魂としての大きな自分におんぶされている。
と今回書いていて、そう感じました。

いつでもやり直せるし、
意識の改革は、今ここからスタートできるんだなと。

それって、すごい救いだな。と思った。

意識として眠っていても、
目覚めていても、どっちに転んでも大丈夫。
仏教の坐禅の境地も、そういう同じ風景をみているのでは?と思います。

5.手をつなごう。

それからもう1つ思ったのは、
サレンダーするとは言え、いつもおんぶされる。
という受動的な自分だけではなく、自分からもイエスに近づいて行く。

ふたり、手を繋いで歩いて行く。
大胆な言い方かもしれないけれど…

それが僕にとっての生きる醍醐味であり、地球に居る間に大きく加速できる。その為に、人間として時間はあえて有限に設定してあるのかな?とも感じます。

有限の中で、
足跡はいか様にでも変わって行けるのでは?とも。

それが可能ですよ。
という道を残しておいてくれたとするのなら、イエスの言葉にしても、他のマスター達の在り方にしても、触れてみる価値はある気がします。

気持ちを新たに、今日もこれからも学んで行きたいと改めて思いました。では、今日はこの辺で。
→100日チャレンジ、7/100日

#100日チャレンジ #キリスト #仏教 #目覚め #サレンダー #時間 #意識

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