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REPORT#04 2022年度事務系サマーインターンレポート【後編】

8月24日(水)〜8月26日(金)の3日間で行われたコクヨの事務系インターン。

このインターンでは、働く場所・時間が多様化する時代に、「働くことの体験価値」をいかに高めるかを大切にしながら、ワークスタイルのデザインから空間の構築を通じて顧客課題の解決を図るコクヨの空間提案営業職の
体験を目的として、30名以上の学生の皆さんが参加しました。

今回のレポートでは、以下の【前編】2022年度 事務系インターンレポートに引き続き、参加学生の皆さんにインタビューを行い、インターン中の成功や失敗を赤裸々に語ってもらいながら、それぞれがどのような学び・成長を得たのかをまとめていきます。

【前編】公開後にリンクが入ります。

DAY3のレポートサマリー

DAY3では最終発表を迎え、「"顧客のありたい姿を実現する為のオフィス"を提案せよ」という抽象的なワークテーマに対して、それぞれのチームが自分たちなりの答えを導き出し、プレゼンを行いました。
優勝チーム発表では、まさかの結末に喜んだチーム、悔しい想いをしたチームもありながら、全員がやり切った表情を見せてくれました。
3日間を通じた全体の感想インタビューでは、空間設計という仕事の奥深さを感じたというコメントや就活そのものを通じて、いつの間にか自分が「意思なく、正解に擦り寄ろうとする」癖がついたしまっていたことに気づいたなど、これからの就活にも活きる発見があったという感想も聞くことができ、今回のインターンを企画した採用チームとしても嬉しく思います。

ここから先は、最終発表の様子と学生の皆さんに学びや気づきを中心にインタビュー詳細をレポートしていきますので、今後の就活の参考に是非ご覧ください。

DAY3:3日間の総仕上げ、運命の最終発表

DAY3は最終発表日ということで、朝の集合時点から気合の入った表情を見せる学生の皆さん。
午後の最終発表に向け、プレゼンのアドバイスを受けた後はすぐに提案準備に取り掛かります。

あっという間に作業終了時間の14:00を迎え、最終発表目前の学生の皆さんに発表前の意気込みを伺いました。

議論を重ねる学生の皆さん

参加者Aさん
100点の提案ができている自信があるわけではないですが、100%の力を注ぐことはできたと思います。
チームメンバーにも支えられて何とかここまで来れたので、最後のプレゼンもしっかりやり切って悔いを残さず終わりたいですね。頑張ってきます!

参加者Hさん
僕らのチームはDAY2の中間共有の時点で一度提案を白紙に戻して議論を再開したので時間がなく非常に苦しい状況でしたが、全員で時間ギリギリまで頑張ったので、自分たちの中では納得いくものができたと思います。
後は、プレゼンをやり切って絶対に優勝したいと思っているので、最後まで気を抜かずやり切ってきます。

最終発表が始まり、各チームの熱が入ったプレゼンに審査員からも納得の講評をいただきました。

審査員講評
どのチームのプレゼンテーションも素晴らしいものだったと思います。
ただ、優勝したチームは「顧客の本質課題を、ヒアリングや顧客情報から自分たちなりに仮説し、その本質課題設定に納得感が高く、顧客から共感されたこと」「必要だと思う空間提案やソリューション提案を、一般的な"なんとなく正解っぽいもの"ではなく、顧客に対してなぜ必要なのかを自信をもって伝えられたこと」が評価に繋がった、と顧客からも声を頂きました。

審査員講評の様子

ここで、優勝チームのメンバーにコメントをいただきました。

参加者Hさん
本当に嬉しいです!!
また、DAY2の中間共有の時点で一度提案を白紙に戻して議論を再開したことで、良い結果に繋がってホッとしている部分もありますね。
正直、DAY2まで積み上げてきた提案を白紙に戻すことには勇気がいりましたが、「絶対に優勝を目指すこと」、「自分たちの成長のために諦めず、
手を抜かずにメンバー同士でぶつかり合うこと」を最初の時点でチームの共通認識にしていたことが決断できた理由だと思います。

ハードな3日間を通じて思考体力を使い切った感じがしていますが、お陰様で充実感が溢れているので、本当に最高の結果でした!

DAY2で議論を白紙に戻すアクシデントがありながらも、最後まで優勝を目指して走り抜けたメンバーは非常に素晴らしいですね。

優勝メンバーの皆さん

ここで、人事部のメンバーからもコメントを頂きました。

タレントリクルーティングユニット部 山本
 今回、学生の皆さんには非常に抽象度の高い、でも実際に起こりうるリアルで難易度の高いことにチャレンジしていただきました。私も、人事に来る前はこのコンサルティング営業からキャリアをスタートし、実際に業務の難しさの壁に直面した経験も、学生の皆さんには体験いただけたんだと思います。特に、「課題の本質は何か」「そのために何を行う必要があるのか」という点は、相対する課題が顧客の経営課題であるからこそ、より難しさもあると思います。(もちろん、コンサルティング以外の業務も沢山ありますが)
 ただ、実はこの「本質を考えること」「その為に自分は何をするのか」は、空間提案営業だけでなく、コクヨ全体で大切にしたい仕事の進め方だったりもします。今回のインターンシップは、切り口こそコンサルティング営業でしたが、学生の皆さんにコクヨの仕事のリアルを感じて貰えていると嬉しいです。(我々もリアルを伝えたいという意気込みが強すぎて、インターンとしてはちょっと難しすぎたかもしれませんが…苦笑)

DAY3:事務系インターン3日間の振り返り

怒涛の3日間、最終発表を終えてやり切った顔、悔しい顔などさまざまな表情を浮かべる学生の皆さんは、最後にインターンの振り返りをまとめ、全てのプログラムが終了となります。

ここで、最後に3日間の学びや気づきについてインタビューを行いました。

Q.3日間を通じての感想や学び・気づきを教えてください。

参加者Bさん
3日間を通じて、空間設計というソリューションを通じてクライアントの課題と向き合う面白さを、より強く感じました。
クライアントの数、そこで働く社員の数だけ、これからの時代に求められる「働き方」があり、それを突き詰めていくことが、結果的に人の創造性を高めより良い社会をつくっていくこと、その道のりにあるとても抽象的な課題を一つひとつクリアにしていく取り組み自体がとても刺激的でした。
その中で、クライアントに寄り添いながら、必要な答えを自分が強い意志で提案することができなければ、新たな価値は作れないということも強く感じたので、自分も必死に成長していかなければならないと思っています。

参加者Eさん
インターン全体についてでいうと、ワーク内容、参加者ともに凄くレベルの高いインターンだったなと思います。
これまで、他の会社のインターンでも新規事業立案やクライアント課題解決系のワークには取り組んできたのですが、そこで行ってきた立ち回りが全く通用しない3日間でした。というのも、「働き方」を提案したり、クライアントの「ありたい姿」を定め、そこに企業やそこで働く人々を導くための提案を考えるというのには、明確な答えがなかったです。

いくつかのインターンに参加するうちに、「こういう提案すればいいんでしょ」という、企業に擦り寄った思考で提案を考える癖がついていた自分にとっては、正解の形を自分で作っていくコクヨのインターンはとても難しかったです。ただ、答えのないものに立ち向かう3日間で自分がどんどん成長している実感も得られたので、後輩には是非参加をお勧めしたいですし、自分もこれからの就職活動で「意思なく、正解に擦り寄ろうとする」ことには気をつけて過ごしていこうと思いました。

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

コクヨ2022年度事務系インターンレポート、いかがだったでしょうか?
今回のインターンに参加した方、しなかった方、これから就活を控える年次の方にもインターン現場の空気感やコクヨの空間構築営業の魅力が少しでも伝われば嬉しく思います。(いいねボタンを押していただけると励みになります!)

コクヨの採用公式noteでは、今後もエンジニアインターンのレポートを投稿していく予定です。

どうぞ、お楽しみに!

※2022年度 施工管理職インターンシップレポートはこちらから。


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