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②家族3人離島移住生活 〜家なし職なし子あり〜

前回のお話はこちら

叔父に残りの奨学金を支払ってもらった為、もう断る理由はない。
私の育休手当が2024年2月までもらえるし、夫も冬のボーナスをもらってから辞めるのが良いよねってことで2月に引っ越しを決定。

ちなみに移住を早めてほしいと言われたのが2023年10月。
以前その島の移住相談会がZOOMであったのでその時に強く言われたのが

とにかく、仕事よりも家を先に決めてください。仕事は来てからでも選ばなければなんでもあります。

と何度も言われていたのです。
なぜ田舎なのに住む家がないの?と思ったのですが、空き家はたくさんあると。
ただ、住める状態の家が見つかりにくいらしい。
例えば、住んでた人の物がそのまま残っていたり、古すぎてリフォームが必要だったり。実際、仕事を先に決めて島に行き家探しをするもすぐに住める家が見つからなくて移住をやめることになった人も多いみたいです。

それだけは避けたいと思っていたので私達は引っ越し前に家探しをすることにしました。

2023年11月に島に家族で帰省+家探しをしに行ったのです。
ありがたいことに、夫の知り合いから紹介してもらえる家がすぐに見つかりました。
中の見学もさせてもらったところ、住んでた人の物が全てそのままの状態。ただ、素人目ですが片付けさえすれば結構いい感じ?とその時は思い即決。
しかも家賃無料!
(ここに後々落とし穴がありました。。笑)
家の持ち主の親戚の方から、全て捨ててしまって良いからと言われたので2月の引っ越し後に夫と片付けしよう〜と軽い気持ちでいてました。

片付けの間はどこに住むかと言うと、その島の自治体が家賃無料で仮住宅を用意してくれる為そこに住むことに。
最大6ヶ月住まわせてもらえるのです。なんとありがたい!
母親にも引っ越しの最初の2週間は一緒に来てもらい、娘をみてもらってその間に片付けをする予定でした、

そしてついに引っ越し当日!
なんとかバタバタしたものの、荷物の詰め込みが完了し私達夫婦、娘(1歳児)、私の母親とともに車で島まで行くことに。

島までの道中は旅行気分で移動先の県の名物を食べたり、不安はありましたが楽しみのほうが勝っているくらいワクワクもしてました。

そして、大阪から2泊3日かけて島に到着。

夫の友達も片付けを手伝ってくれるとのことでわざわざ他県から島に戻ってきてくれました!
さっそく片付けを開始。
思ってたよりもものがむちゃくちゃ多い!元々住んでいた人は70代の1人暮らし。体調が悪く今は施設に入っている為こちらの島に戻ってくることはないらしい。

1人暮らしなのにこんなにものが多いとは。。なぞの空のダンボールが大量。クッキー缶みたいな缶箱も大量。他にも大量の紙袋、大量の生地などなど。
とにかく捨てたら良いのになぜ取ってあるの?と思うものが大量に。
やっぱりこの世代なんでも捨てずに取っておくのが普通だったのかなぁ。。
実家の片付けが大変てよく聞くけどこりゃー大変や。

大人3人がかりで1日5時間くらいかけて5日ほどで片付けは終わりました。
家具も家電も全部捨てました。家電は家電リサイクル法があるため廃棄するのに全部で3万円ほどかかりました。

片付け中に思ったのは結構中が傷んでいたということ。キッチンも洗面台も中が腐ってボロボロでした。
クロスもベロンべロンに剥がれている箇所も。
こりゃー、直すのにお金かかるな。。
改修工事費用は市からの補助金があるのですが借り主がもらえる金額は50万円まで。
果たして50万円で収まるのか。。。

まぁ、いっか!とその時はなぞのプラス思考で深く考えることをやめたのです。

そして、改修工事の見積もりをしてもらう為に夫の知り合いの大工さんに相談しに行きました。

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