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【黒糖焼酎 蔵紹介】渡酒造・奄美伝承蔵

こんにちは【黒糖焼酎飲もうでぃ!】前田“まえぴょん”秀樹です。

【黒糖焼酎 蔵紹介】今回は渡酒造さんを紹介するのですが、実は2021年5月に「れんと」の奄美大島海運酒造さんに吸収合併される形で会社は無くなっており、開運酒造の製造工場という位置付けで酒造りを続けておられます。
ですので蔵とその代表銘柄のこれまでの歴史などを記しておこうと思います。

歴史

昭和25年(1950年)旧大島食糧(株)が創業。
平成27年12月事業を継承。代表銘柄「あまみ六調」をともに引き継ぐ。
2021年5月、奄美大島海運酒造に吸収合併同社内の製造蔵として蔵名を「奄美伝承蔵」に変更し「あまみ六調」の製造を継続


酒造りの特徴

約60年続いた前身の蔵の伝統的な甕仕込み・常圧蒸留等のこだわりの製法を継承し、長期貯蔵された酒質にも五感を傾けながら、昔ながらの唄や踊りの文化が継承されている温暖な南国・奄美大島の風土で育まれる黒糖焼酎造りを今後も探究し続ける。


代表銘柄

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あまみ六調

ひとこと

「あまみ六調」の名は奄美の宴席でフィナーレに参加者全員で踊る唄に由来。その名の通り島人に受け継がれる魂が体現されたような酒で、地元ではなくてはならない銘柄です。
会社としては吸収合併されましたが、伝統の銘柄と作りをそのまま引き継いでいただけたのはとても嬉しく思います。


実は私の勉強不足で最近まで吸収合併のことを知らず、各蔵紹介を初めてから気づきました。
ただ、旧大島食糧さんから始まった蔵の歴史と代表銘柄の「あまみ六調」の事はちゃんとお伝えしたいと思い、今回の形を取ることにしました。

製造蔵一覧に『渡酒造・奄美伝承蔵』として表記。また奄美大島海運酒造さんを紹介した記事には一部加筆し掲載しています。


次回はいよいよ【黒糖焼酎 蔵紹介】の大トリ、奄美大島酒造さんをご紹介します。

では今回はこの辺で、次回もお楽しみに!

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