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こんにちは【黒糖焼酎飲もうでぃ!】前田“まえぴょん”秀樹です。

今回は予告通り 樽熟成の黒糖焼酎についてのお話です。


樽熟成ってなに?

ここ数年注目を集める「樽熟成焼酎」
黒糖焼酎のみならず、さまざまな焼酎蔵から多くの銘柄がリリースされ、酒販店や飲食店でもその名を目にする機会が増えてきました。
でも、そもそも樽熟成焼酎ってどんな焼酎? という方もおられると思います。
ここで知っておきたい樽熟成焼酎の基本をご紹介したいと思います。

「樽熟成焼酎」とは、読んで字のごとく《樽》で《熟成》した焼酎なのですが、これは一次仕込みから二次仕込みを経て蒸留によってできた原酒を《樽》に詰めて貯蔵したもので、樽の種類や貯蔵年数などにより様々な味わいが作られます。

樽熟成黒糖焼酎の特徴

樽熟成黒糖焼酎とひとくくりに言っても先に挙げたように色々な作り方がり、それぞれの銘柄で味わいも違ってくるのですが、大きな特徴として

・ウイスキーにも似たスモーキーな香りやバニラ香
・まろやかな味わい

が挙げられると思います。

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樽の種類

まず味わいに大きく作用するのが どんな樽を使うのか。

大きく分けて
・ウイスキーやシェリーなど、別の酒を貯蔵していた樽を使用する
・全く新品の新樽を使用する

の2種があります。

別種の酒樽では、先にあげたウイスキー、シェリーの他にブランデーワイン、ラムなどの樽を使った銘柄があり、元の酒の風味を感じられるような作りがなされることが多いです。

新樽では材質によっても香りや味わいに違いが出るので、作りたい酒の方向性によりどの種類の樽を使うかが決められます

また、それぞれの樽の内側を焼くことで色や香りをコントロールする『焼き入れ』によっても味わいが変わってきます。


熟成年度(熟成期間)

使用する樽が決まったら、次はどれくらい樽で寝かせるのかがカギになります。
現在商品化されている樽熟成焼酎では、短くて一年、長いものだと五年を超えるものもあります。

当然長く寝かせれば、香りや風味・そして色も濃くなろのですが、樽熟成の焼酎の場合 ウイスキーやブランデーなどに比べると圧倒的に色が薄いことに気づかれる方もおられるでしょう。

ここに今後の大きな課題が含まれているのですが、それは次回に。

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ぜひ一緒に黒糖焼酎を楽しみましょう!





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