見出し画像

【黒糖焼酎 蔵紹介】弥生弥生焼酎醸造所

こんにちは【黒糖焼酎飲もうでぃ!】前田“まえぴょん”秀樹です。

前回からスタートした【黒糖焼酎 蔵紹介】

今回は弥生焼酎醸造所さんをご紹介します。


(資)弥生焼酎醸造所/やよいしょうちゅうじょうぞうしょ

創 業:大正11年(1922年)
蔵人数:8人
代表者:川崎 洋之
杜 氏:川崎 洋之
H P:
https://www.kokuto-shouchu.co.jp

歴史

1922年(大正11年)泡盛の醸造所として創業。社名の「弥生」は創業月の3月に由来する。奄美大島で最も古い歴史ある蔵であり、創業者の川崎タミ氏は大島紬の製造で財を成し慈善事業に私財を投じた女性実業家でもある。
昭和初期、奄美大島では泡盛や鹿児島からの芋焼酎が飲まれる中で、黒糖から造った焼酎造りに信念を持って取り組み、黒糖焼酎造りの草分けとして名を馳せる。
1982年(昭和57年)、創業60周年記念にあわせて「まんこい」(招き入れるという意味で、千客万来を表す言葉)を開発発売し、人気商品に育て上げることに成功。
川崎洋之氏が2014年(平成26年)杜氏に、令和3年(2021年)社長に就任。

蔵の特徴

蔵のある奄美市名瀬小浜町は、かつて「唐浜(からはま)」と呼ばれ、弥生の泡盛は「唐浜ゼー」(ゼーは“酒”の島コトバ)の愛称で地元の人たちに親しまれ、黒糖焼酎の製造に転じてからも「弥生」の名は同じ地で変わらず受け継がれている。
かつて、泡盛造りには桑の木の皮から採取した黒麹菌が使用されており、蔵の裏手にはその頃からの桑の大樹が青葉を茂らせ、今も蔵を見守っている。
全国の百貨店などで開催される物産展への参加も積極的に行っており、今も一年を通して全国各地へ出向き、直接お客様と接しながら自社の黒糖焼酎を販売し、各所に熱心な弥生焼酎ファンを持つ。

酒造りの特徴

一番のこだわりは「出来上がりから飲みやすい状態に造る」こと。
長年常識とされてきた「蒸留した原酒は寝かせなければいけない」というセオリーに真っ向から向き合い、既成概念を打ち破る焼酎造りをしている。
麹造りには品質の安定したタイ米を使用。銘柄により各種の麹を使い分ける。
「麹が焼酎の味を決める調味料」という考えのもと、焼酎造りの工程の中でも第一段階の麹造りを重要視している。
「味が濃い」「薫りが高い」酒造りを目指し、蒸留は全て常圧蒸留
 人気銘柄の『まんこい』『太古の黒うさぎ』は樫の新樽(今まで酒を入れた事のない新品の樽)にて熟成。
近年、原料の黒糖の産地にこだわった商品の開発にも力を入れている。

主要銘柄

画像1

弥生
まんこい
太古の黒うさぎ
    等

ひとこと

杜氏で代表の川崎洋之氏は、そのキャラクターと行動力から全国に多くのファンを持ち、氏がほぼ毎日更新している【奄美黒糖焼酎】弥生焼酎杜氏ブログは私も楽しみに拝読しています。
また全国の物産展にはお母様も現役売り子として店頭に立たれて、洋之氏以上にファンがおられるそう。
また『まんこい』を使ったレモンサワーを「日本一のレモンサワー」と称し、HPなどでそのレシピを紹介されています。

いかがでしたでしょうか?
「もっとこういう事が知りたい」などの希望があれば、コメントしてください。

各蔵の紹介は下記の記事の一覧にリンクを紐づけていきますので、他の蔵紹介はそちらからどうぞ。

また、黒糖焼酎飲ファンが集う【奄美しまさけ ふぁん倶楽部】の第一期会員も募集中です!よろしくお願いします。

今回はこの辺で、次回もお楽しみに!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?