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ギャラリストは"倍率数十倍のコンペをいくつも突破した画家"より"受賞歴ゼロだけどフォロワー4桁のそこそこ人気な画家"に声をかけてしまう




相変わらずぼったくりアート業者からしか連絡がない😭😭😭

最近メッセージを送ってきた業者は出展料、滞在費、現地の通訳代もろもろ2ケタ万円かかる海外のアートフェアの運営でした。
細かな条件だとか料金は文書ではなく音声通話でお伝えします、っていうのが業者の言い分なんだけどこの時点で明らかにやばすぎる。

詳しく知りたい人はこの社名で調べてみてください。
いっぱい情報が出てきます。


以下はぼくとぼったくり業者との心温まるメッセージのやり取り🥰🥰🥰

↓  ↓  ↓


意図せず名文学が生まれてしまった

個人的には「サラダ油まみれのスキンヘッド タンポポの綿毛」がお気に入り。
風情を感じますね。


勝手にあちらさんからメッセージを送ってきておいて第3者にはメッセ内容を開示するなとは身勝手極まりないですね。
ぼったくりをやってる自覚があったのかな。

おそらくまあまあいい大学を出させてもらってるんだろうから人の道に背かない真っ当なお仕事に就いてもらいたいものです。勿体ない。



美術作家っていつをデビューとするのか難しいんだけどぼくが最初にコンペに応募したのが21歳の時。そこで応募総数300~400人の中でグランプリをとれた時がデビューだとカウントすると今年で16年経つ。

この16年の間に他にいくつもコンペで結果は出してきた。
直近の5年間だけでも受賞倍率40倍から少ないものでも10倍を超える難関をいくつも突破してきたが結局今現在活動の場所はない。
16年間で1回だけぼったくりではないお誘いをいただいたことがあるが諸事情あってお断りしたがそれ以外は何ら声をかけてもらったことはない。
もちろん個展をしたこともない。


っていう話をすると「待っているだけではダメ」「自分から動く気持ちが大事」みたいな凡庸のアドバイスが飛んできそうだけどそんなことは言われなくてもやってます。

ていうか作家が作品制作以外のことに「自分から動く」ってなんやねん。美術の世界には生産者とマーケットの分業って概念がないのか。


出品料払っていろんなギャラリーで展示もしてきたし作品だっていくつも見せてきたがいい反応をもらえなかったり明らかに自分よりキャリアも実力も低いアーティストの方に声をかけているギャラリーをいくつも見てきた。当然もうそのギャラリーとは繋がりはない。出品料と交通費と人生の時間の無駄だから。


そんなこんなでぼくは16年間美術業界では存在していないのと同じことになってしまった。
まいったな。

実績も実力も乏しい活動歴2、3年目の若手が50号~100号を越える大作を引っ提げて個展やらその他企画展に引っ張りだこなのに、かたやぼくは倍率数十倍のコンペをいくつも突破してきたのに大作どころか小作品ですら好きに活動する場所がない。
こんな状況の中で何をモチベーションに生きていけばいいのか、頑張る気が完全に失せてしまった。

出品料、作品の送料、その他交通費を自腹で工面していくつも難関を突破してきたのに結局界隈の連中はSNSで人気なだけで特に実績も実力もないアーティストに声をかけてしまう。
専門家がポピュリズムに陥ってどうすんの、一般のお客じゃないんだよ😩😩😩

もそもそ何のためのコンペだったの?って話なんだけどそれは主催者とその他業界人たちに聞いてください。
自分で自分の活動を制限するわけないじゃん。
最善では全くないとは思うけどやれることはやってきた。

もうぼくはお手上げ✋😖✋です。

死なばもろとも。



生きることで精いっぱいです。