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「くまもと赤フェア」レポ~熊本県が誇る赤い食材を堪能してきた!~

1月23日に江戸川橋にある酢飯屋さんで、熊本県東京事務所と連携して「くまもとの赤フェア」を行いました。今回は、「くまもとの赤フェア」での様子について書こうと思います!



熊本県では、トマト、いちご、なす、天草大王、真鯛、クルマエビ等の“赤”をイメージさせる県産農林水産物を「くまもとの赤」ブランドとして全国へ発信しています。今回、首都圏の皆様に「くまもとの赤」食材の魅力やおいしさを知っていただくため、酢飯屋さんにて食のスペシャリストたちをお招きし、「くまもとの赤」食材を使ったフェアを開催しました。
古来から、「火の国」と呼ばれてきたくまもとでは、豊かな自然とその地形の気候を活かしてたくさんの農産物が生産されています。熊本県では、そんなくまもとの大自然の豊かな味わいを「くまもとの赤」ブランドとして全国へ発信しているのです。この日は、会の名前にもあるように熊本県が誇る「赤い」食べ物6品が、お客様に振る舞われました。

まず1品目は、生産量日本一を誇るトマト。

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熊本県では平坦地から高冷地まで一年を通して、美味しいトマトが栽培されています。生産量、出荷量ともに全国一位です。特に今回振る舞われた”アイコ”“ストロベリートマト””ファンゴッホ“の食べ比べは、それぞれ甘味と酸味のバランスがとれていて、みなさんからはそれぞれに「美味しい」という言葉が飛び交っていました。

続いて2品目は、熊本県の地鶏でお馴染みの天草大王です。

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「天草大王」は、昭和初期に絶滅してしまいましたが、平成13 年に熊本県が復元し、現在はJAS規格に基づく条件で育てられています。適度な歯応えとコクのある肉質が特徴です。
今回は、蒸しと焼きの2種類の調理法で振る舞われました。
「蒸す」ことによって、天草大王の甘みを、「焼く」ことでジューシーさを感じることができました。他にも、地元熊本県では刺身やすき焼きなど幅広い料理で楽しまれています。良いダシが取れるのも魅力の一つです。

3品目は、ヒゴムラサキという赤なすが振る舞われました。

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赤なすは、大正時代から熊本県で栽培されている熊本県の特産です。普段みなさんがスーパーなどで目にするナスの品種より長く、太いためボリューム感に優れています。柔らかな果肉で、あくが少なく、甘味もあって食べやすいのが特徴です。また熊本県では、熊本赤なすの優れた面をより引き出すための改良を行い、オリジナル品種「ヒゴムラサキ」を育成し、産地化を図っています。
今回は、煮びだしとして振る舞われました。一口噛むと、なすから煮汁が溢れ、ほのかにヒゴムラサキの甘みを感じることができ、大変満足な一品でした。

他にも熊本県では、様々な品種のなすが栽培されています。特に注目の大長なすは、通常のなすの2~3倍の60~70cmにも成長する日本最大級のなすです。

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果肉がジューシーで、柔らかいため、焼きなすや天ぷらにも最適です。

4品目は、真鯛のお寿司。

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真鯛は、古来より「百魚の王」として尊ばれ、お祝いの席にも欠かせない逸品です。特に春は体が桜色になり身に脂がのることから「桜鯛」と呼ばれ、熊本県内沿岸各所で漁獲され、養殖も盛んに行われています。
真鯛は、握りで振る舞われました。シャリの上でキラキラ輝く真鯛に参加者もうっとり。
口に入れると、歯応えもありながらとろける旨さ。さすが熊本の真鯛!

5品目は、車海老。

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こちらも握りで振る舞われました。
有明海や八代海は天然車海老の好漁場として知られています。天草地域を中心に養殖洋食も盛んで全国有数の産地としても知られています。平成元年には「熊本県の魚」に指定され、熊本の旬の魚を代表する「くまもと四季のさかな」では、”夏のさかな”に選ばれています。
プリッとした歯ごたえと、とろけるような甘みが特徴的でした。普段は、残してしまう尻尾も固すぎず参加者みなさん残すことなくあっという間に完食していました!

最後はデザートにいちご(「ゆうべに」と「恋みのり」)が振る舞われました。

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熊本県のいちご栽培は、昭和40年に産地化が図られ、現在では多彩な品種が栽培されるようになりました。
「ゆうべに」は、熊本県が開発した新種のいちごです。9年の歳月をかけて2014年に品種登録し、2015年に「ゆうべに」という愛称が決定しました。果形は大粒で、甘味と酸味のバランスが優れているいちごです。「恋みのり」も熊本県のオリジナル品種です。農研機構九州沖縄農業研究センターが育成し、2016年に品種登録出願をしたいちごです。やや丸みがあり、大玉です。香りがよく味よい恋みのりはそのまま食べるのがおすすめとされています。
熊本県が誇るいちごを2種も食べ比べられる機会など滅多にないので、とても興奮しました。食べ比べた結果、「ゆうべに」派「恋みのり」派どちらも半々の結果になりました。
ちょうど、今の季節いちごの旬となっているので、読者の皆さんもぜひ取り寄せて、どちらが好みか食べ比べてみてください!



今回は、6種類の熊本県が誇る「赤い」食材を紹介してきました。
しかし、熊本県にはこれらの食材の他にも様々な「赤い」食材が生産されています。
こちらのサイトで詳しく紹介されていますので、ぜひご覧ください。
https://www.pref.kumamoto.jp/uploaded/attachment/1449.pdf

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