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自分のバージョンアップがしたくなったら、私は本屋に行く
こんにちは、元国語教員、現ライターの国語の庭です。
なんだか、いつも同じところで悩んでるなぁ、とか。
新しい考え方を知りたいなぁ、とか。
もっとクレバーになりたいなぁ、とか。
「いつもの自分」から「ちょっと成長した自分」になりたい瞬間って、ときどきありませんか?
なんとなくだけど、成長したい。
そんなとき、どうやって知識をインプットしていますか?
「これについて知りたい!」っていうのがあれば話は早いのですが、具体的にこれ!っていうのがない場合、「何をしたらいいんだろう」って、悩みませんか?
自分がどんな情報を欲しているのかわからないけど、でも、何か知りたい。
そんなとき、私は本屋に頼ります。
本屋に行くメリット
「最初にみつけた3つの言葉」という心理テスト、ご存知でしょうか?
正方形の中にひらがな(あるいは漢字)が無作為に並べられていて、ぱっと目にとまった3つの言葉があなたが欲しているもの、っていう心理テストです。
(じっと見ているとひらがなが組み合わさって単語が見えてくるんです。「おかね」とか、「けんこう」とか。結構当たるような気がします)
それと同じことが、本屋でも起こるような気がしています。
本屋には、いろいろな本が陳列されていますよね。
「3つの言葉」の心理テストでいうと、「ひらがな」に当たるのが「本」です。
店内を歩いて見渡すと、「あれ、気になるな」って自然と目に入ってくる本があるんですよね。
それです。
それが、自分が欲している情報なんです。
タイトルが気になるものだったり。
装丁が好みのものだったり。
店員さんの書いたPOPが気になったり。
私の場合、タイトルでビジネス書に惹かれることが多くて、POPで小説に惹かれることが多いです。
「この本、いいな」と思ったそれが、今自分が欲している情報だったりするんですよね。
ネット書店とは違うの?
本をパーッと見て自分が欲しているものがわかるなら、わざわざ本屋に足を運ばなくてもいいのでは?
ネット上にも本って売ってますしね。
私もそう思って、一時期ネット上で本を探したことがありました。
でも、なんだかやっぱり本屋に行くのとは違うような気がしていて。
ネット上だと、やっぱり「自分で情報を探さないといけない」からかなぁ、と思います。
ネット上の本屋の場合、トップ画面に「新刊」や「小説」「ランキング」のタブがあって、まずジャンルを自分で選ばないといけません。
また、表示される本の数にも限りがあるので、ページをどんどん遡っていく必要があります。
それは情報を「自分で探している」状態。
「この情報が欲しい!」って時はクリティカルに出会えるのですが、「なんとなく、何かが知りたいんだよなぁ」ってときには不利なやり方です。(結局、今日のところはいいかな、ってなることが多いです)
本屋の場合、目に見える範囲いっぱいに本があるので、気になる本を「探す」というよりは本が「目に入って」くる。
自然と、欲しているものに出会える確率が上がるような気がします。
そういう意味で、ネットよりは実店舗に足を運んだ方が、実は情報を得やすいのではないか、と私は思っています。
…単にアナログ人間なだけかもしれませんけど、ね。
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