【算数】教材研究・紹介note【パート9】
【タイトル】
『ニガテ克服シリーズ⑤ 隂山メソッド 徹底反復 たんいプリント』
【科目】
算数
【価格】
本体500円+税
【対象となる学年】
小学生から
【表紙・背表紙の写真】
【出版社】
小学館
【著者・編集者】
隂山英男
【私が購入したタイミング】
2020年、GW入る前くらい。
【ページ数】
96ページ
【テキストの大きさ】
B5
【構成(テキストの目次)】
○単位のしくみ
○隂山先生からみなさんへ ここが「単位」のポイント
○きほんトレーニング編
十進法⑴
十進法⑵
十進法⑶
○単位編
初級レベル(1〜2年生)
①長さ(mm、cm、m)
②長さのたし算とひき算
③かさ(mL、dL、L)
④かさのたし算とひき算
⑤時間(日、時間、分)
⑥時間のたし算とひき算
中級レベル(3年生)
⑦長さ(m、km)
⑧重さ(g、kg、t)
⑨長さと重さのたし算とひき算
⑩どんな単位を使うかな?
⑪時間(秒、分、時間)
⑫時間のたし算とひき算
⑬単位の「倍」
⑭単位のかけ算
⑮単位のわり算
上級レベル(4〜6年生)
⑯小数点移動法⑴(小さな単位を大きな単位へ)
⑰小数点移動法⑵(大きな単位を小さな単位へ)
⑱小数点移動法⑶
⑲面積(cm²、m²とa、ha、km²)
⑳体積とかさ(cm³、m³とmL、dL、Lの関係)
(21)メートル法のしくみ
○こたえ
【テキストの特徴】
○「苦手克服シリーズ」全体に言えることですが、そこまで分厚くなく、値段もお手頃で、プリントに直接書き込んでも反復練習ができる……と、個人的にはかなり使いやすい問題集だと感じています。
○「苦手克服シリーズ」ということで、かなり基礎の内容から紹介されています。また、同じ問題を3回ずつ反復練習できるような構成になっています。そのため、「同じ問題ばかりつまらない」と飽きてしまう人もいるかも……。
→1周目、2周目と、時間を少し空けて取り組んでもらう、特に苦手なところのみ2回目、3回目を解いてもらう等、その人の性格や理解度、モチベーション等に合わせた使い方を工夫していく必要はありそうです。
○テーマによっては苦戦するものもあるかと思います(特に単位を揃えて計算する問題)。理解度に応じて、できるところから取り組んでいくのが良いでしょう。目次に書いてある対象の学年はあまり気にしなくても大丈夫です。
苦戦しそうな計算例(イメージ)
33分48秒+49分18秒=( )時間( )分( )秒
※↑この問題は私が即興で作ったものであり、本冊に載っている問題ではありません。こういう計算問題が載っていますよ、結構苦戦する人いそうですよね、という……。
○このテキストには百ます計算は載っていません。代わりに、きほんトレーニング編として「十進法」の確認・練習ができるプリントが載っています。
○表紙裏等の説明にじっくり目を通してから使用すると良いでしょう。テキストの使い方やポイントが書いてあります。特に表紙を開いてすぐの「単位のしくみ」のページは基本の振り返りに役立つかと。
○「こたえ」は切り離せないタイプですが、直接書き込むと丸付けがし辛いです(直接書き込むことが想定されているテキストであるはずですが)。また、答えの字が少々小さいです。ところどころ見辛い印象があるので、答え合わせのときは見間違いに注意です。
※ヘッダーは、フリー素材サイトのぱくたそ様よりお借りしました。
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