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僕は西野亮廣になんかはなれない

怖いんです。本当は。前に踏み出すのが。変化するのが。いつも布団の中で隠れていたいんです。温かい部屋の中で休んでいたいんです。誰にも干渉せず、誰にも干渉されない人生でいいと思ってしまう僕がいるんです。そう思ってしまう今の僕は弱いです。責任感や人生を全うして生きてる感がありません。苦しいです。寂しいです。悔しいです。僕に腹が立ちます。言い訳して、逃げてるだけの僕に腹が立ちます。やばいと思ったら逃げていいんですけど、その逃げ道は僕が作ってるんです。言い訳して、心の闇に飛び込むのは、昔に戻るのは一瞬なんです。一瞬で、元に戻れるんです。簡単です。全てを放棄すればいいんですから。全てを放棄して僕の心の中に隠れていればいいんですから。簡単です。人の成功を妬み、人の不幸を喜び、僕の人生を蔑み、どんどん、どんどん、僕の心の闇に隠れていけばいいんです。簡単なんです。人間なんて。気持ち一つで動く生き物だから。わかるんです。今は落ち込んでるって。わかるんです。でもまた挑戦するって。しつこいんです。頑固なんです。諦めが悪いんです。プライドが高いんです。だから余計傷つきやすいんです。落ち込むときはとことん落ち込むんです。今回は新しい感じの落ち込み方で、そして、悔しかったんです。今の僕にはどうにもできない、手を伸ばしても届かない人なんだって、あんなに心の距離が近くて遠い距離にいる人がいるんだって。衝撃でした。そして、僕に往復ビンタを食らわせて目を覚ましてくれた。悔しいです。でも、このままでは終わりません。僕の命はまだ終わりません。終わって、始まったんです。僕は、もう後戻りはできないんです。来るとこまで来ちゃったんです。僕の足で。越えられない壁の麓まで来ちゃったんです。帰るわけには行かないでしょ。登り切るしかないでしょ。今の僕にはそのメンタルがガス欠なのだけれど、これはいいガス欠。今まで積み上げてきたもの、全部壊されたんでしょ。だからガス欠。だから空っぽ。たくさん入るじゃん。やったじゃん。これからまた、頑張ろう。きっと、やれるよ。きっと、うまくいく。だから、大丈夫。


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