見出し画像

スーパーのレジで VS 鬼早

スーパーで買いたい物をカートに入れる。
買いたいものが多くない時はカートを使用せず、持参した買い物袋に直接商品を入れる時もある。

日本でなら、これは万引きと思われし行為だ。

しかし入口から入ると、
必ずレジを通らなければ、逃げ道はない構造となっているため、持ち逃げはしにくい。

出口であるレジで、客自身がベルトコンベアーに商品を載せる。
ベルトコンベアーで流れてくる商品を、レジ前に座っている店員さんがバーコードスキャナーに通す。
通された品々は、客自らが持参した買い物袋に入れなければならない。

このレジシステムは、店員さんによって、

鬼早店員VS客
どっちが早いかゲームとなる。

若い店員さんに多いが、鬼早 ( おにはや )で商品をスキャナーに通すのだ。

スキャナーを通したあとの商品の置き場所が、非常に狭いところがある。私がよく行くスーパーKauflandはそうだ。

鬼早店員は
「Hallo ( あなたなんて勝負にならないわね ) 。」と、
言い終わらないうちに、勝負をスタートさせる。

なんでそんな急ぐ必要があるんや?と思うほど、
商品を次から次へとつかむというより、
かっさらうかのように、バーコード台へ、そして左へ流す。

レジ台は商品が流しやすい設計となっているため、断然鬼早が有利だ。

左へやってきた商品は、またこちらもかっさらって買い物袋へ入れないと、置き台のスペースがなくなる。
しかし商品を持ち上げる手間がいる。

その間にも鬼早は、次から次へと商品を送ってくる。

ある時、鬼早がぶっきらぼう極まりないスピードで左に流した大根が、転がって床に落ちてしまった。

当然折れている。

もちろん謝ることなどない。

何事も無かったかのように、通した大根のマイナス処理をレジでおこなった。

Alles vorbei !!

大根を購入したかった客の気持ちなどお構い無し。

(#`皿´)/💢💢

こんなことで
( -᷅_-᷄ )イライラ
\\\٩(๑`^´๑)۶////
ムカムカ

していたら、身体がもたない。

私は12台もあるレジで、
( 全部開いているのを見たことがないが、)


「Hallo ( ごきげんよう )。」の和やかさん
が仕事をしているレジを捜す。
和やかさんは三人いる。

和やかさんがいない日は、
「Hallo ( こんにちは )。」普通さんのレジに並ぶ。

普通さんもいない日は、
まだ試していない不明さんに並ぶ。


和やかさんか?
普通さんか?

最悪、鬼早か?

によって、

「Hallo。」の意味は変わる。

( Alles vorbei の話は こちらから )

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?