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スペインで暮らす(大学編)#3 スペインの大学院に通う。完全オンラインの大学院生活。

先週スペイン語のDELE試験が終わり、少しゆっくりできるかなと思っていたけれど、大学院の課題に追われて1日中パソコンで課題を読んだり書いたりで気づけばまた土曜日が来てしまった。私が11月からやっている大学院は、グラナダ大学のアラブ・ヘブライ文化、アルアンダルスと現代アラブ世界マスター(Culturas Árabe y Hebrea: Al-Ándaluz y Mundo Árabe Contemporáneo)というコース。自分でもよくわからないままに始めたコースだけど、今のところ3つの科目がすでに始まっていて結構面白く授業を受けている。このコースはセミプレゼンシャルのマスターなので年内はオンライン、年明けからはプレゼンシャル(状況次第)らしい。選択している科目などについては下記の記事で書いています。

去年もコロナでマスターが3月からなし崩し的にオンラインになったのだが、それは授業がスカイプで行われる、というだけだったのだが、今回のマスターはそのオンライン部分がかなり良くオーガナイズされている。科目ごとに1週間ずつ課題がポータルにアップロードされていき、週の最後にレポートの提出あるいはウェブ上で試験を受ける、あるいはGoogle meetでディスカッションが行われるので、ただ授業を流し聞いていることが許されない(去年はそうしていた笑)。もともと知らない分野だし、教材はスペイン語か英語だし、読むのに時間がかかるしそれぞれの科目で結構な量を読まされ、書かされるので、課題に追われている間に1週間が終わってしまう。

ウェブ上のテストだと、結構普通に課題を理解してると思ってたはずなのに結構間違ってたりして(今日なんて8問中2問しか合ってなかった笑)、外国人留学生にとっては、大変だけど逆にレポートとかの方がいいのかも。。と思ってくる。来週締め切りのレポートが3つあるのにまだ1個も書き始めてもいないから今夜から始めないといけない。一つのテーマはフェミニズムについてで、これまで評価されていなかった女性の家の中での働きとか、知識の蓄積に再評価をしようという趣旨だと思うのだが課題のテーマを正しく理解できているのかにもそこまで自信が持てず、先生にこういうことで合ってる?とメールしてみた。なんだか、スタートラインに立つのも精一杯!

でも、親切なクラスメートが、まだ全部オンラインなので直接面識はないにもかかわらず、頻繁に大丈夫?わからないことあれば聞いてね、とメッセージをくれたり、課題自分が書いたやつ送ってあげるから書き方参考にする?と聞いてくれたり、とっても助かる。自分も大学生の時にもっと留学生に優しくすべきだった、、と反省。

1日中課題だか授業だかで常に画面を見ていることに疲れて、外をお散歩していたら見つけたカフェでコーヒーとクッキーを買ってみた。カフェ、レストランの営業はダメなのでしまっているが、例外的にテイクアウト販売をしてくれてるのはとっても気分転換になるし、ほっと一息つける。やっぱ誰かが入れてくれたコーヒーって美味しい。さて、もうこんな時間になっちゃったけど、今日はボーッと何もせずの1日だったので、課題に取り掛かろう!

記事を読んでいただきありがとうございます!日々の中で感じたこと、考えたことをつらつらと書きとめていきたいと思います。