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お母さんのスペイン語検定DELEのA2合格に勇気づけられた話🇪🇸

突然ですが母がスペイン語試験DELEのA2に合格しました!スペイン語の試験は一番下のA2から一番上のC2の6段階の試験に分かれているのですが、その下から二番目の試験に合格したと母から知らせがきました。試験結果もスペイン語でくるので、母は半信半疑でこれは受かっているってことだよね・・・?と転送してきたのですが、バッチリ合格でした👏リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング4つの試験があるのですが、なんとリスニングは満点。身内ながらあっぱれです。

母がスペイン語を始めたのは私がスペインに赴任してからなので3年前からになります。スペインに遊びに行っても私に迷惑をかけないために、スペイン語を勉強するから何度も遊びにいっちゃう!という新しい論理で、仕事もしているのに2年間で合計3回も遊びに来てくれたフットワーク激軽な母ですが、ちゃんと宣言通りスペイン語のクラスにまで通って勉強していたようです。たまに電話をしたり、一時帰国の際にこのserとestarの違いは?とか、なんでこれは点過去でこれは線過去なの?と質問を受けたりして私は適当に答えていましたが(ダメな先生)、着々と語学力をアップしていたようです。

母は帰国子女でフランス語を話すことができる、というのはスペイン語を学ぶ上で大きなアドバンテージで、特にリスニングに関しては、スペイン語学習歴1年目や2年目にスペインに遊びにきた時にすでに、店員さんの言っていることやガイドさんの話を私が通訳する前になんとなくなんの話をしているかぐらいは察することができていて驚いたのを覚えています。ただ、これはスペイン人とも話したことがあるのですが、スペイン語話者がフランス語を聞き取るより、フランス語話者がスペイン語を聞き取る方が簡単で、なぜならスペイン語が単語を全部発音するのに対し、フランス語は語尾を省略したりするので、スペイン語話者からすると、フランス語はないものを補わなくてはいけない分難しいようです。

ただ、そんなアドバンテージがあっても、母親の年齢(言ったら怒られますが社会人の娘がいるくらいの年齢)で全く新しく語学を始めて、資格を取得する、というのは、何歳になっても学びを始めることも身につけることもできるのだなあ、と励まされました。私も2年くらい前からフランス語を始めて細々続けているのですが、来年5月に検定試験DALFを受けてみようかな・・・という気持ちになりました。やっぱり何か形になると嬉しいし、それを目標にできる気がします。

父や兄にも共有したのですが、二人との何が凄いのかよくわからないままおめでとう、と言っていました(笑)私も頑張ろう!


記事を読んでいただきありがとうございます!日々の中で感じたこと、考えたことをつらつらと書きとめていきたいと思います。