2年ぶりのスペインへの里帰り。懐かしい友達との再会。
夏休みを使って2年前に住んでいたスペインに行ってきました🇪🇸留学していた町サラゴサに2泊、バルセロナに2泊した後、別の都市へと移動したのでスペイン滞在は短かったのですが、会いたい人たちにたくさん会えて楽しい旅となりました。
サラゴサでは主に語学学校に行っていたので、自分を含め既に帰国してスペインにいないクラスメートも多いのですが、スペイン時代で一番仲良くなったインド人のクラスメート(下に引用するnoteに書いた大人になってからできた友達)は結婚してそのままスペインにおり、またもう一人仲良かったスイス人のクラスメートもスペイン人の彼女がいてそのまま残っているので、彼らと会うことができました。
語学学校自体はサラゴサというマドリードとバルセロナの間にある中規模の都市にあったのですが、今彼らが住んでるのはサラゴサ郊外のボルハとタラゾナというそれぞれ小さな村。人口約5000人ボルハへのバスがなかなかないので、サラゴサまで車で迎えにきてもらいました。私がスペインから去るときにはまだ1歳だった彼女の子供がもう喋れるようになっており、また2人目となる男の子も生まれていて、2年間の時の流れを感じます。私とサラゴサのバルをハシゴしていた彼女もすっかりお母さん。2人の子供のお世話をしながら、スペインの生活を楽しんでいて、彼女の帰る家はもうここなんだなあと実感。
着いた日の夜はボルハの村の小さなお祭りに行ってサングリアを飲んだりして楽しみました。次の日はタラゾナでスイス人とその彼女と合流。この2年間をキャッチアップしたり当時のクラスメートの話をしたりと盛り上がりました。外国人がスペインで働くこと、ビザを得ることの難しさについて話したり、あるいはそれぞれの国の結婚式のやり方について話したり(いつかインドの結婚式に行くことが楽しみです!)、留学中に授業の合間や授業終わりにみんなでバルに行って色々お喋りした時間がそのまま戻ってきたような感覚でした。
おうちでコーヒーを飲みながらおしゃべりをした後には、さらに隣の村にある近くにあるアルゼンチン料理屋さんへいくと、その村でなんと1つしかないレストランとのことですが、かなりクオリティが高く、いろんな種類のお肉が少しずつ8皿も出てくるコースで、美味しいワインやデザートもついて25ユーロ。円安を踏まえてもとってもリーズナブルな値段。大好きな友達に会えて、美味しいお酒に美味しいご飯、とっても幸せな気持ちになりました。その後プールでみんなでまったり。
次の日は友達に別れを告げてサラゴサの街に戻り、当時の家庭教師のおじいちゃん先生ホセと会いました。ホセはキューバの生活を心配してくれて色々な生活物資を何度も郵送してくれました。なかなか荷物を受け取れず、キューバの運転手のホセさん(こっちもホセ)に助けてもらってようやく受け取れたことを懐かしく思い出します。ずっとお礼を言いたかったので今回会いに行けて喜んでもらえて嬉しかったです。ホセが作ってくれたガスパッチョを飲んで、街を散歩しながらジェラートを食べて、最後は駅まで送ってくれました。
スペイン生活の話をするとよくコロナ禍で十分に楽しめなくてかわいそう、と言われることがあるのですが、今思い返すと楽しい思い出ばかりです。制限はあったけど、素敵な友達に恵まれて、数年経った今でもこうして訪ねていける、再会を楽しみにしてくれる友達がいることはとても嬉しいことです。航空券代も高いし航空時間も前よりも長くなっているけれど、みんなに会いに行って本当に良かったと思える素敵な休暇となりました!
記事を読んでいただきありがとうございます!日々の中で感じたこと、考えたことをつらつらと書きとめていきたいと思います。