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第151回:エピジェネティクス

心理学を学んでいると当然のように心理療法や脳科学にいきつきます。そして最近気になっている学問の研究をしていると、遺伝子的なものになってきました。

これが気になる理由はどこかで書いたんですが、以前の勤務先でまた一緒に仕事をやろう、と軽い約束をしていた方が病気で亡くなったという私の背景になります。

本来その人は丈夫そうな身体ではいたので、病気でやられるとは実は思っておりませんでした。

しかし、遺伝子的、細胞的な病によって亡くなってしまいました。

遺伝子は変えられる

実は、NLP的な界隈でも言葉で治療する時代がくる、という風に言われていて、実際に治療の言語学みたいなものをされている方もネット上でチラホラ見ます。

それが、現実かどうかはさておき、私は科学的な根拠や反応から見るのが好きなので今回のエピジェネティクスという学問に、のめり込んでいる訳です。

心理学を突き詰めていくとどうしても細胞やらスピリチュアルな世界に到達していきますが、それを説明できるのが「構造」と「機能」という考え方です。

「構造」と「機能」

遺伝子にあまり詳しくない私なので、専門の方が観ると「ふへへへへ」と笑われそうですが、、、。

遺伝子には構造があります。

そして、その構造によって機能が決まっていくというのです。

例えば、肺の構造の遺伝子が集まれば、肺の機能になりますし、

目の構造の遺伝子が集まれば、目の機能になります。

そこで、面白いのが、もともと何の機能になるか、というものは遺伝子はもってなくて、どの機能の遺伝子にもなり得ますよ、という考え。

だから、極端な話、遺伝子は突然変異することもあるのです。

健康な遺伝子が、いたずらする遺伝子になったり、その逆だったりです。

そして、その変化は環境や成分によってもたらされるというのです。

この環境や成分に「言葉」や「イメージ」が入り込み、遺伝子を変えることができますよ、というのがざっくりとしたものです・

どこまで変えられる?

私たちは日頃のコミュニケーションの中で「良い」「悪い」感情を抱くことがあると思います。

それはそのまま、私たちの身体の中で変化を招きます。

アドレナリンが出てきたぜ!

みたいに言う人を想像してください。元気そうでしょ?

なので、もしかすると本当に遺伝的な病を言葉や環境で克服できるかもしれません。

少なくともそうできるようにこの分野、頑張って学んでみます!


ブログもよろしくお願いします!

http://kokorotokotoba.com/2020/03/17/stereotypes/

虐待に関する電話はおよそ4分に1件。来年から児童養護施設の対象の児童が在宅支援になることもあり、さらに発見することが難しくなります。教育と虐待。線引きは明確ではないでしょうが、可能な限り関わっていきます。