「枠」とレンタルスペース
心理臨床家として訓練を受けてきて、
「枠」の重要性について教えられなかった人は存在しないと思います。
実践を続けていると、枠の重要性を痛感します。
「枠」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
時間、頻度、コミュニケーションのルール、キャンセル時の取り決め、
セッション外でのやり取りについて……など
その中にはもちろん、場所もふくまれます。
心理士が特定の場所で臨床を行うとき、
その場所の雰囲気や物理的配置は、心理士の心地よいと思う空間であることが多いです。
「私はこんな風に臨床を行いますよ」とクライアントさんに示しているようなイメージかと思います。
それゆえ、借り受けた場所での臨床活動は、
臨床家にとっても多少のギャップを伴うでしょう。
私も実際、十分に満足した環境でカウンセリングを行えたことはありません。
(大学院付属センターのいかに恵まれていたことか!)
株式会社ココロレンタルームでは、
誰にとっても心地が良いカウンセリングルームとは?
について考え続け、更新していくつもりです。
椅子は必要な人数分だけ配置されている
水場は見えない
不必要な機能が無い(プロジェクタ、ホワイトボード等)
上記は今までに思いついたことです。
ぜひ皆さんにもご利用いただき、ご意見を頂戴したいです。