改善要望: Markdownでnoteを書きたい → 問題はそこじゃないかも?
今日はnote編集部さん向けに改善要望でひと記事書いてみました!
経緯1: note感謝祭にて
先日 #note感謝祭 にお邪魔してきました。↓
会場にnoteへの要望を付箋に書いて貼ってOKのコーナーがありまして、簡潔に一行で
Markdownで書けるようにしてほしい
と書きました。
これじゃなんのこっちゃわからんのは承知の上で書きつけました。
懇親会の中、ラウンジでCTOの今さんとお話させていただく機会がございましたので、付箋では説明しきれない詳細な部分も少しお話させていただきました。が、話で散弾銃的にしゃべっただけではあまりにも不親切なので、僕から投げた内容に絞ってnoteにまとめたいと思います。
まず、Markdownとは
個人的にはこの↓Wikiの説明は秀逸だと思います。わかりやすい。
すごーーーーく乱暴に平たくまとめると、Markdownとは
● HTMLを書くときの煩わしい部分がうまく解消されている記法である
● プレーンテキストの世界にいる人間には歓迎される文化である
と言えると思います。
主にプログラマに受ける記法だと思っていただいて差し支えないです。
経緯2: どのブログサービスで書くか
プログラマがブログを始めようと思ったとき、Markdownで原稿を書いてそのままUP(デプロイ)できるかどうかは結構重要なポイントになります。
個人的にはコードの埋め込み機能がブログ側に装備されているかどうかよりも大きいと思います。個人的には、ですけど。
この理由で、僕自身どのプログサービスを選択するか検討したときに、
・Qiita → Markdownで書くこと前提:-D
・はてぶ → Markdown可\(^o^)/
・note → Markdown不可(T_T)
という三択で迷いました。
ただ、結局はMarkdownで書けるかどうかのような技術的な部分よりも、「人のつながり」を優先させてnoteに決めました。「人のつながり」とはどういうことかと言うと、僕の場合はnoteクリエイターが身近にいたんです。彼が「note書きやすいですよ。」と教えてくれたのは大きかった。あと、これから書こうと思っている記事を届けたい相手が、「これから」プログラミングなどITの分野を勉強してみたい、というステータスの人たちだったので、noteのほうが雰囲気的にフレンドリーだろうなとも思いました。
そして今はnoteを選択したことを全く後悔していません!
少し脇道1: Qiitaはそのコンセプトからして日常の出来事を書くためのものではない → それよりももっと書いてほしいことがあるんだよ! → プログラマ同士で助け合えるような情報共有をする場所にしたい!と、運営側が発信しており、実際のところ投稿されている記事もそのようになってます。完全にエンジニアの世界の話に終始しているので、SEとしての仕事ではとてもお世話になっているプラットフォームです。
少し脇道2: はてなブックマークは機能的には申し分なく、コンテンツも自由に投稿できるのは見てわかったんですが、なんとなくブログ初心者は入りにくい雰囲気を感じてしまいました(非常に個人的な意見です)。
noteにMarkdown記法は必要か?
noteを書きはじめるまでは、自分がMarkdownで書きたい、書けたほうが楽、早い…などの理由でMarkdownで書ければなぁと思ってました。
でもこの自分本位の要望は、3ヶ月間noteを毎日書いた結果、今となっては皆無なんです。
だって、note書きやすいですもんw
余計なことを考えずにずんずん書いていけるUIの作りが本当に素晴らしい。なので、Markdownで書きたいという要望を書いているこの原稿も、PCのブラウザでログインして直接noteのUIで書いてます。
なんでしょう、もう「noteモード」みたいなものが自分の中にできてるんですよね。そりゃ、普段のプログラミング言語でコーディングする仕事ではVimやVSCodeのほうがさくさく書けるわけですが、noteに投稿したい文章はそうじゃない。書いてるものが違うから、書くためのツールが違ってもそれほどこだわらない、というか、ツールも違って当然と感じるようになりました。
じゃあ、なんでMarkdown?
じゃあ、なんで今さら「Markdownで書きたい」を蒸し返しているのかというと、僕が複数の方のnote執筆をサポートしているからです!
はい。結構特殊な立場からの要望であることはわかってます。
複数のクリエイターさんのnote用原稿を下書き状態で見させていただくことが日常的に発生します。それは僕が言語化コンサルというのをやっていて、様々な「書きたい人」たちの書ける化をサポートさせていただいており、その書いたもののアウトプット先が今は主にnoteだからです。
みなさんnoteの「共有リンク」を下書き保存後に発行して僕に送ってくれます。僕はそれを拝見させていただいて意見やアドバイスや追加の質問を投げるようなことをやっています。
そういった作業の中で、次のような状況が発生しています。
○ 下書き段階の途中経過をスナップショットとして残したい
→ どうしてもそうしたいときはコピペでテキストファイルに避けるようなことをしているが、実際ちょっと面倒でスキップしてしまうことが多い
○ 下書きのプレビュー画面だと、直接文中にコメント差し込んだりができない
→ 現在、この必要があるときは、
(1)下書きをGoogle docsにコピペし
(2)Google docsにコメントを差し込む
という面倒なことをしています。
このような状況を、どう打開・効率化していくかと考えたとき、
▽ プログラマであり
▽ テキストエディタの取り扱いにも慣れていて
▽ Gitなどのバージョン管理ツールも使いこなせる
というプロパティの人間からすると、Markdownで原稿を出し入れできる機能がnoteにあれば万事解決、と思うわけです。
いや、待てよ
だた、こうしてよくよく問題の中身を書き出して振り返ってみると、MarkdownでのIOを可能にする、というのは解決策のひとつ(しかも、エンジニア向けのニッチな解決方法)であると思いました。
僕がプログラマであるという属性を横に除けといて、単純に言語化をサポートしている人間だと見たとき、要は、添削&コメントをもっと効率よく、的確に行いたい、というのがやりたいことの中身なんだと再発見しました。
で、たまたま僕の場合は、Markdownなどプレーンテキストで管理できるようにしてもらえればそれができますよ、と。
だけど一般的に考えれば、noteで発行できる下書きプレビュー画面(共有リンク)でコメントを付け加えるような機能が実装されたらいいな、とか、主になるクリエイターが任意のクリエイターアカウントに対してオブザーバー権限のようなロールを発行できるようになればいいな、とか、この辺が要望として適切なのかな?と思い直しました。
要望まとめ
以上のようにかなりニッチな要望であることはわかっていながらつらつらと書いてみました。
こういうやつもいるんだな、と認識していただければ幸いです → To: note編集部様。
最後に要望をサマって終わりたいと思います。
1. Markdownで原稿をIOできる機能が付けば、便利だと思います。いろんな用途の広がりがあるかと。
2. 他のクリエイターのサポートをしているクリエイターも少数ながらいて、そういったサポーターに向けた機能拡張も今後視野に入れていただけたら嬉しいです。
その流れで↓
3. 下書きのプレビューにコメントを挿入できたら嬉しいです。
4. 任意のクリエイターに対して下位ロールのサブアカウントを発行できたら、UIがごちゃごちゃになるのを避けれるのでは?と素人ながら考えました。
今回はこんなところで。
関連リンク:
SN
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