プログラミング学習はエンタメになりえるのか
どうも、中村心です。
今日は、最近の投稿方法とは違って、まっすぐ文章に向かってます。
ここ数日は、音声を先に録って、音声データと文字起こしテキストでnoteを構成してました。
さて、本題。
プログラミングの学習というと、ただただハードなイメージがあると思います。
僕自身、最初はしんどいことが多かったなぁと。
スクールの運営にいたときも、生徒さんからの相談と言えば、十中八九「難しいです」「つらいです」でしたからね。
「楽しくて仕方がないです!もっと難易度上げてください!!」なんて相談は受けたことがないですw
楽しかった思い出
でもね、100%つらいことばっかでもないんですよ。
わからないことにハマってつらい思いをした分、わかるようになったときの感動はひとしおです。
あと、プログラミング学習の中で、単純に「これ、おもしろかったなぁ」というのもあります。
今日は、そんな、プログラミング学習のおもしろサイドをご紹介したいと思います。
おもしろい教則本
プログラミングの教則本というと、堅苦しくて、小難しいイメージがつきまといますが、中には、おもしろい演出がふんだんにまぶしてあって、シンプルに読書体験としてたのしい本もあるんです。
たとえば、これ。
『Land of Lisp』という、LISP業界では名著といわれている本です。
僕のプログラマとしての人生観を変えてくれちゃった本でもあります。
この本、最初から最後まで、一貫してジョークが止まないw
LISPという、ただでさえマイナーなプログラミング言語を、ユーモアたっぷりに教えてくれます。
ずっとともだちを略して「ズッ友」という言い方は、この本で知りました。
こういう、マジでどーでもいい情報といっしょに、LISPの真髄がわかりやすく解説されてます。
日常にたとえる
もうひとつご紹介したいのが、プログラミングの個人コーチをしていたときに、生徒さんにめっちゃ受けたやつです。
プログラミングの概念て、どれもこれも、苦手な人には宇宙語に見えて、頭に入ってこないわけです。
そんな宇宙語を理解するには、日々の生活で実際に使ってみるのがよろしい!
どういうことかと言うと、日常のできごとをプログラミング的に言い直してみるんです。
例えば、関数。
プログラミングだけじゃなくて、数学が嫌いな人からも目の敵にされている関数。
この関数を、生徒さんになんとか理解してほしくて、日常の場面に当てはめまくっておしゃべりしたことがありました。
Uber 関数
雨が降って買い物に行くのが面倒な午後、まぁ、Uberさんにお世話になること、ありますよね。
僕はマクドナルドのサムライバーガーが大好きなので、これをUberさんに持ってきてもらうことにしましょう。
ちなみに、うちの家族で発生したUber案件は、嫁がいったん集約して注文やらなんやらやってくれます。
この状況を関数に直すわけです。
サムライバーガーが食べたい僕は、main関数の中から呼ばれるrun関数みたいなもんですね。
def main():
run("サムライバーガー")
で、嫁がrun関数本体です。そして嫁がuber関数で注文します。
def uber(item):
return item
def run(item):
print(item, "を注文します")
lanch = uber(item)
print(lanch, "が届きました")
こうやって日常のできごとを先にシチュエーションとして設定して、その状況を関数に書き直してみる、ということをやると、全く関数を理解できなかった生徒さんが、なんとなく関数が存在する意味をつかんでくれたりします。
日常のシチュエーションを想定するところや、それを関数に直していく過程を生徒さんといっしょにやってるとき、結構、顔がいきいきしていると感じることが多いです。
今日の記事タイトルにもしましたが、こういう共同作業が弾むときって、プログラミングの学習がひとつのエンタメになっている気がしてます。
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得意なプログラミング言語はPythonやGoですが、あんまりこだわりはありません。
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