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【読書記録】悩みは欲しがれ

こんにちは、めいです。

神保拓也さんの部下・同僚、チーム、あなたの心に火を灯す新常識 悩みは欲しがれ という本を読みました。

適応障害になって悩み続けてきた私にすごく刺さる本でした。
悩んでいる人が近くにいる方、今現在悩んでいる方

一筋縄ではいかない悩みとの「向き合い方」

がこの本では紹介されています。

悩み相談のケーススタディは相談を受けている方がまるで自分かのように思えてきて、散々いろんなことに悩んできましたが、この手法でやってみたいと思える内容でした。

私が読んでいて印象深かった内容をまとめていこうと思います。

等身大の自分と向き合う

他人と比較したり、他者と生活する上でいろんな影響を受けています。
だから、人は自分をいくらでも盛れてしまう。
でも、悩んでいるときに自分を盛る事はできない。

悩みから目を背けようとしたり、なかったことにしようとしたりしていた気がします。等身大の自分ってとってもちっぽけなもの何じゃないかって怖さもあったのかもしれません。でもその自分を認められるようにまずはちっぽけな自分と向き合わないといけないな、と思いました。

悩みに向き合う3つの基本姿勢

独りでは悩みに向き合えない
誰もが生きている中で培われた認知があります。これが正解だと思いこんでいたら悩み続けてしまいます。認知を見直すきっかけとして他者の視点が必要なんだなと感じました。
自分でなんとかしないと、という気持ちが大きかったのですが、悩んでいるときは助けてって言える、一方で元気なときにはそこで分けてもらった力をまた渡していく。そうやって循環させて行けばいいんだなと思いました。だから今は悩んでいるということをオープンにしていけたらと思います。

①1人ひとりに寄り添う
②自分の言葉ではなく相手の悩みを主役にする
③悩みを自分事としてとらえ、相手以上に悩みに向き合う

確かに、「わたし」が悩んでいるのであって、一般化した部下とか新卒とかが悩んでいるのではありません。そこの悩みに向き合ってくれることが、一人じゃない、大丈夫と思えるきっかけになるのかなと思いました。

この本では悩みの解決を目的としなくていいと書かれています。孤独ではないと思ってもらえることが大事、と。悩んでいるうちに、悩みだけが大きくなってしまい他者とのつながりを感じられる機会が減ってしまう気がします。そんな時、誰かが寄り添ってくれていると思うだけで、悩みが小さくなっていく気がします。
解決策以上に自分とじっくり向き合う時間を孤独ではない状態で作れることが本当に価値があるのかもしれません。

ケーススタディより〜どう悩みと向き合うのか〜

同時多発的に悩みはある

本当に悩んでいることは何なのか、に焦点を当てる
これは起きてしまった事実ではなく、その前の仕組みや原因に向き合うことだと思います。その場限りの悩みの解決ではなくて、根本から変えていくことが遠回りに見えて解決への近道なのだなと気づきました。

悩みの所在地を探る


それっぽい言葉を使うと悩みを解決した風にはなりますが、それ以上深く考えることを辞めてしまうことになり結局解決しません。
「ふわっとした言葉を使っているときは必ず深堀りをする」
これはできていなかったなと反省しました。もっともっと自分を理解して本質に向き合う必要があるんだなと感じました。

人は自分の使う言葉でできている

言霊というように、自分の発する言葉が大事なのは理解しているつもりでした。
でも改めて実践できてないなと思い知りました。困難にぶつかった時、辛い時、自分にかけてあげる言葉を決めておきたいなと思いました。

自信がない人は成功の定義が狭く、失敗の定義が広い

この言葉を見てドキッとしました。ものすごくあたってるんです。
成功や経験の定義が狭い→挑戦しなくなる
は、自分に当てはまりすぎている気がして、ここを変えないと根本解決にならないんだなと思いました。

成功を目指すよりも成長を目指す。

失敗しても負けてもそこから得られるものがあれば、それは結果的に成功になるんだ、とわかっているつもりになっているなと思います。ちゃんと自分の中に落とし込める努力をしようと思います。

まずは登る山を決める

人生における目的や目標が定まっていれば後は行動あるのみだと思います。
私の場合もそこがぐらぐらしていてだから今悩んでいます。

どう生きるのか、まずはそこにじっくり向き合っていきたいと思います。


まとめ

他者の悩みとの向き合い方についての本でしたが、自分の悩みを俯瞰して考えるという点では悩んでいる人にも読んでほしいなと思う本でした。
悩みは一般化するのではなくその人の悩みとしてきちんと向き合うことが、本当に大事なんだなと思います。
また、人は1人では生きられないというのが改めて感じられる素敵な本でした。

最後まで読んでくださってありがとうございました!

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