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飲みにケーションを振り返って

私は、50歳になる会社員。もともと、アルコールは酒豪とまではいかなかったが、飲むことも飲みながらする会話も好きだった。
今、アルコールを断ち早半年が過ぎ、これまでの飲みにケーション30年ほどを振り返ってみた。

会社帰りには、上司、同僚、部下などなど時間が合えば飲みにケーションをしていた。どちらかというと古い人間なんかもしれない。飲んで深い付き合い方をせよ。昔の上司の言葉でもあって、私の飲みにケーションの柱でもあった。そういう意味では、古い人間なんでしょうね。30年で3社会社を変わっているが、その時の会社、立場でそれぞれ飲みにケーションをしていた。

会社帰りにする、上司、先輩、部下との飲みにケーションは、上司の武勇伝や失敗談などなど参考にし、同僚とは愚痴っぽい話でストレス発散。部下には、教育的目線でアドバイスやなぐさめ、そして励ましなどなど。
時には、愚痴り、時には熱く希望を語り、時には慰めあったり、時には意見をぶつけ合ってケンカしたり、仲直りしたりといろいろなことがあって楽しかった。この会社関係飲みにケーションの輪は良かったし大事だと思っていた。30年で3社経験したが、それぞれの会社で飲みにケーションをして、過去の上司の教えを忠実に守っていたのだ。

アルコールをやめた今は、そういう飲みにケーションはほとんどなくなり、会社帰りに、ジムに行きトレーニングや家に直行して家族とのだんらんを楽しむようになった。ひとつ言えることは、飲みにケーションをしたから、社内コミュニケーションが円滑にいかないとか、仕事がうまくいかないとかは、今のところ全くない。今後もないと断言できる。

30年の飲みにケーションは、お金もそれなりにかかったが、時間にすると、だいたい2時間程度の飲みにケーション。少なく見積もって1年約100日30年。と考えると年間1万2千分、200時間、約日。
30年で約250日近い計算。30年で8か月ほど飲みにケーションに費やしていたことになる。

飲みにケーションをしている当時は、これが当たり前で、社会人にとって円滑な人間関係をはかる重要なこと。と思いながらも、それをたてまえに同じスケジュールで、変化の乏しい時間を費やしてたのではないかと、脱飲みにケーションをして初めて悟った。正直、後悔という言葉は言いたくないが、貴重な時間もっと違うことに充てられたのではないかと思う。
『しまった!もっと違うことをすればよかった』


飲みにケーションをしてからの方が、体調面、精神面が良くなっている。ジムでトレーニングで目標に挑戦することの方が、よりストレスの発散にもなるし、充実感もある。もし、飲みにケーションをそこそこにして、30年前からジムに行っていれば、今頃は『キン肉マン』

考えたらきりはないが、もし30年前にコンピューターの勉強をしていれば今頃、IT企業の社長になってたかもしれない。なんて考えたりしてしまう。

それだけの時間を費やしていた。

おやじはよく言う。最近の若い奴は付き合いが悪い。飲みに行こうといっても、そそくさ帰る。昔なら、通用しないのに。と
そう、現在は昔とは違うのだ。会社とプライベートをきっちり分け、プライベートの時間に自分の好きなことをする。趣味、勉強、家族サービスなどなど。会社人間ではなく人間として生きている。

脱飲みにケーションをした50歳の今、まだ30年間のうち8か月は少なくとも自分の成長のために充てられる。ワクワクしてます。
人生100歳なんでそうなると、1年とちょっとあるのですが(笑)。。。

これからも、まえむきに挑戦し、少しでも良い情報を皆様と 共有したいと思います。活動費用に充てさせていただきたいと思いますので、サポートよろしくお願いいたします。