自殺観の歴史的変遷 ④ 日本において
はじめに
コロナ禍の中で社会的活動が制限され、特に女性や若者の自殺者数が増加している。当然自殺というのは防がれるべきものであるし、背景に様々な社会的要因もあることから、社会的な取り組みも必要である。
ただどのように対策していくのかを考える上で、社会が自殺という現象に対して、どのような視線を向けてきたのかということを知ることは大事なことである。それは歴史的な流れの中でも変化をしていくものでもあり、歴史を振り返ることは現代においても意義があることだと思う。
前回までは主に西