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歌つくりよもやま話

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いい歌を作りたい!の想いでいろいろこだわっていろんなことにトライして失敗したり、後悔したり、お思いっきり感激したり…。 たくさんの仲間と巡り合って私の中ではぐくまれたことを書きま…
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2017年4月の記事一覧

「気になるニュース」2017/4/30

「気になるニュース」2017/4/30

【クールジャパンで海外にライブホール】

 大手音楽会社のソニー・ミュージックエンタテインメント等が「クールジャパン機構」という政府が支援する50億円もの出資を得て、海外にライブホールを作るという驚きのニュースを知りました。

NHK ニュースWEB

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170428/k10010964161000.html?utm_int=new

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「気になるニュース」2017/4/29

「気になるニュース」2017/4/29

【音楽では喰えない!】

 あのお騒がせのASKAが「音楽では喰えない!」とブログで書き、新聞が報道していました。

http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1813703.html

日刊スポーツ・コム

 私のブログでは、いくつかテーマを持って書き進めていますが、こういうホットなニュース、気になるニュースにも自分なりのコメントを書きたいと思

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アナログオーディオ ばんざい!(3)

アナログオーディオ ばんざい!(3)

=空間認知力と右脳!=

 たまたまラジオを聴いていると、黒川伊保子先生と言う脳科学研究者の面白いコメントに遭遇しました。

「感性リサーチ」というロボットのAI研究をベースにした、言語や脳科学の分野で著名な方ですが、最近では「男と女」はどうしてこうも違うのかというテーマで、夫婦愛や恋愛を実にわかりやすく解説、助言されている方でテレビでも人気の方です。

 黒川先生によると最近の若者は、スマホ、S

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アナログオーディオ ばんざい!(2)

アナログオーディオ ばんざい!(2)

=アナログレコードの魅力!=

 アナログレコードの人気の秘密はいくつもあると思いますが、CDやスマホと比べて、なんといてもそのジャケット、ディスクが大きくて圧倒的な迫力があること。自分の昔を思い出しても、このレコードでしか音楽を聴くことが出来ない時代があったので、そのころは結構置き場所や整理に困ったものです。

 また、重くて傷つきやすく壊れやすいので、究極の「取扱い注意品」でした。

 何より

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アナログオーディオ ばんざい!(1)

アナログオーディオ ばんざい!(1)

=アナログレコードが人気!=

 RECORD STORE DAY(レコード・ストア・デイ)という興味深いイベント、というか呼びかけ、活動が実施された。

 2017年は4月22日(土) 世界同時開催!現在アメリカをはじめ世界21カ国の数百を数えるレコードショップが参加を表明しており、限定盤のアナログレコード・CD・グッズがリリースされるほか、この日に向けて多くの賛同アーティストによるライブやイベ

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アジアの音楽(5)

アジアの音楽(5)

=演歌にも多い。ペンタトニックの名曲が ! =

 中国で一番歌われている日本の演歌は「北国の春」だそうです。

 作詞;いではく、作曲:遠藤 実、両巨匠の素晴らしい作品です。これを歌った千 昌夫さんには、他に「星影のワルツ」という同じく遠藤先生の作品があります。どちらも千さんにピッタリの作風です。

 ペンタトニックメロディは、こうしたほのぼのとしたテンポの日本語がとても良く合います。

 同じ

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アジアの音楽(4)

アジアの音楽(4)

=「上を向いてあるこう」もペンタトニックの名曲! =

 5つの音を使うペンタトニックには日本人も大好きな名曲が多い。古くは、私の大好きな永六輔氏の作品で「上を向いて歩こう」「こんにちは赤ちゃん」「明日がある」などは中村八代先生が見事なペンタトニックメロディを活かして作られています。メジャーなペンタメロディです。一方、いずみたく先生とのコンビでも「いい湯だな」「女ひとり」など同じメジャーペンタメロ

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アジアの音楽(3)

アジアの音楽(3)

=ペンタトニックがたっぷりでいい感じのメロディ ! =

 台湾のヒットチャートの中で、「謝謝妳愛我(Thanks For Your Love)/謝和弦 (R-chord , シェ・フーシェン)」もいい!

「気になる!C-POP 最新 人気 ヒットチャート ランキング」 http://lovecpop.blog.fc2.com/ より

 ランクインは9位ですが(2017年3月末現在)、なかなか

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アジアの音楽(2)

アジアの音楽(2)

= エリック・チョウがいい! =

 台湾のヒットチャートの中でバラードが多いと書きましたが、中でも「エリック・チョウ(Eric周興哲)」がいい!「気になる!C-POP 最新 人気 ヒットチャート ランキング」 http://lovecpop.blog.fc2.com/

 ランクインは10位ですが(2017年3月末現在)『你,好不好? How Have You Been?』という楽曲が素晴らしい

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アジアの音楽(1)

アジアの音楽(1)

= 台湾ってバラードが大好き! =

 台湾ではとても「バラード」が流行っている!

 日本で大活躍している台湾人の集いの大きなパーティーにゲストでお招きいただいた。私の作品をそのアトラクションで演奏、歌唱していただくということで、日比谷の立派なホテルに300人も集まった豪華なパーティーでした。著名な政治家や、行政の幹部などたくさんの来賓のあと、台湾からもクラシックの歌手、ダンサー、民族音楽など

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CDが売れない!(7)

CDが売れない!(7)

=通信関連企業が「貴族」になって下さい!=

 「CDが売れない」シリーズの最後の回です。

 歌謡曲の全盛期であった1960年~1980年代、CDがいっぱい売れた1998年前後など音楽ビジネスがとても潤った時期は確かにありました。しかし考えてみると、それはほんの30年~40年間のことで、意外とビジネス寿命は短い。

 そもそも「音楽ビジネス」って儲かるのか?というとてもシリアスな疑問にぶつかりま

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CDが売れない!(6)

CDが売れない!(6)

= スマホでカラオケ!=

 CDが売れない代わりに、スマホを「音楽プレーヤに!」という提案をしました。しかも高齢者向けにカスタマイズした魅力的なものをと提案しました。

 カラオケが今の音楽ビジネスを支えているかどうか難しいところですが、音楽を伝えて楽しむ文化、システムとして巨大な音楽産業であることは事実だと思います。しかしこれも、音楽的なこと以上に「コミュニティ」としての「集まりの場所」の役目

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CDが売れない!(5)

CDが売れない!(5)

= スマホを音楽プレーヤに!=

 CDが売れない代わりに、スマホを「音楽プレーヤに!」という提案をしたい。とくに高齢者向けです。

 日本は4人に1人つまり総人口1億2711 万人の25%が65歳以上という高齢者社会です。これは、アメリカの14%、韓国の13%と比べても異常に高い数字の「年寄国」です。

(総務省統計局「平成27年国勢調査 抽出速報集計結果 結果の概要」より)

 だから、なかな

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CDが売れない!(4)

CDが売れない!(4)

=米国ではストリーミングがトップ =

 アメリカの音楽産業情報で「ストリーミングがトップ!」というニュースが紹介されました。

 https://m.japan.cnet.com/story/35099133/ (CNET JAPAN マーケットニュース4月3日より)

全米レコード工業会(RIAA)によると、2016年の音楽ストリーミングによる収益が、他のCDやダウンロードを大きく引き離して米

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