アジアの音楽(1)
= 台湾ってバラードが大好き! =
台湾ではとても「バラード」が流行っている!
日本で大活躍している台湾人の集いの大きなパーティーにゲストでお招きいただいた。私の作品をそのアトラクションで演奏、歌唱していただくということで、日比谷の立派なホテルに300人も集まった豪華なパーティーでした。著名な政治家や、行政の幹部などたくさんの来賓のあと、台湾からもクラシックの歌手、ダンサー、民族音楽などたくさんのアトラクションの中で、若いポップス系の女性歌手がたくさん歌を聴かせてくれました。残念ながら、言葉が全然わからないので、いまいちストーリーは理解できないものの、きっとこんな感じの「ラブソング」なんだなと言うことはいくつか想像しました。
聴いているうちに、やはり日本の影響なのか?すごくメロディラインと言うか、雰囲気が同じような楽曲にたくさん遭遇しました。そこでにわかに「台湾のヒット曲」に興味を持ち、ネットで検索しました。
FC2サイトで紹介されている、「気になる!C-POP 最新 人気 ヒットチャート ランキング」 http://lovecpop.blog.fc2.com/
と言うのを見つけました。3月末までのヒットチャートです。
トップ10がなんと驚きです。ほとんどすべてが「バラード」なのです。日本で言う、AKBやモモクロみたいなグループアイドルものは1曲もないのです。
しかも、どの曲もとてもシンプルなアレンジで、ピアノやギター、バイオリンなどシンプルな生楽器を伴奏に、しっとりとボーカルを乗せるといった「極上」のテイストのものが多いのには驚かされました。
前々から、アジアの音楽、しかも最近の若者の好むものはどんな音楽かと言うことにすごく興味があり、バラードもあるだろうけど、半分くらいは日本の影響でアイドルっぽいにぎやかなダンス音楽やラップ系かと思ったらみごとに裏切られました。
日本の大衆音楽の衰退を憂いてきましたが、少しアジアの音楽に目を向けてみたいと思います。
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