CDが売れない!(6)
= スマホでカラオケ!=
CDが売れない代わりに、スマホを「音楽プレーヤに!」という提案をしました。しかも高齢者向けにカスタマイズした魅力的なものをと提案しました。
カラオケが今の音楽ビジネスを支えているかどうか難しいところですが、音楽を伝えて楽しむ文化、システムとして巨大な音楽産業であることは事実だと思います。しかしこれも、音楽的なこと以上に「コミュニティ」としての「集まりの場所」の役目を担っていることは否めません。
そして、1,000円で1ドリンクお菓子付きで午後1時から5時まで粘られたら、とてもやっていけないということで「カラオケ喫茶」のビジネスも陰りが出てきていますし、カラオケボックスも空き部屋時間帯が目立つ今日この頃です。
何よりも、そこで歌唱されている歌が、「カラオケファン」のために創られた歌い易い歌というのが多いという声もあり、昔の歌謡曲全盛期のようにヒット曲、名曲が出にくい悪影響と言わざるを得ないかもしれません。
しかし前号で書いた、ここに団塊の世代を中心にカラオケファンが集まっているのは事実です。60歳から80歳くらいの年代の方が大きなマーケットを形成しています。ここに、「カラオケスマホ」とか、昔懐かしい「ジュークボックス」などと称して音楽を配信する仕組みを作ってはと思います。おそらく、「そんなのとっくにやっている!」というIT産業の秀才たちは声をそろえて言うでしょうね。「違うんです!」若い方が作ったソフトや機械では、どうしても何かが違うんです。なので、ぜひこのシステムは、60歳以上の「老眼鏡」をかけた腕に覚えのあるおじさんが企画、設計して欲しいものです。
*まず、いい音、大きな音がでるステレオスピーカ付
(ヘッドフォンでは聴かない!ことを前提)
*大きな「字」
*いろんな歌を紹介してくれる「ジュークボックス機能」
(「今月の新曲!」 「哀愁ポップス歌謡・新曲特集」「今週のオススめ曲!」)
*「カラオケ機能も完備」
出来るだけ「漢字:日本語表示:」、アナログっぽい操作
など、まさにいま少し話題の「ラジカセ」「カセット」「アナログレコード復活」のテイストが理解できる人にこのソフト開発をゆだねたいと思います。
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