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なんや、チャンドラヤーン3号がやっとのことで成功して打ち上げられたんやで!

むずい話も大阪弁で説明してるで!
私は投資銀行で働いてんねん。投稿内容は ニュースの解説/ 本の要約 / 他私の気になったことや。 毎日最低5つも書いてる!後悔させへんから、読んでってー!

ほな、このBBCの記事大阪弁で説明してみますわ。
Chandrayaan-3: India's historic Moon mission lifts off successfully - BBC News

インドが3回目の月ミッションをやってんねん。

チャンドラヤーン3号っていう宇宙船が、2023年7月14日の14時35分にスリハリコータ宇宙センターから打ち上げられたんや。ちなみに日本時間で言うと、午前9時5分やで。8月23日か24日に月に到着する予定やねん。

もし成功したら、インドはアメリカや旧ソ連、中国に続いて、月面でやわらかく着陸するのに成功した4番目の国になるねん。

見物席からは、数千人の人が打ち上げを見ててんねん。解説者は、「空高く舞い上がる」ロケットの姿を「壮大」と表現しとったで。そして、打ち上げの瞬間には、観客や科学者たちからの歓声と拍手が響き渡ったんや。

現場にいたBBCのアルノダイ・ムカジー記者は、会場の至る所から「バラト・マタ・キ・ジャイ(勝利はインドの母に)」という歓声が沸き起こったって言うてたで。インド語は私もよう分からんわ。

インド宇宙研究機関(ISRO)のトップ、スリダーラ・パニッカー・ソマナートさんは、打ち上げ後のコメントで「チャンドラヤーン3号が月に向かって旅立ったんや。」と言ってたで。「打ち上げロケットはチャンドラヤーンを地球の正確な軌道にのせたんや。」ISROはツイートで「宇宙船の状態は普通や」とも言ってはったで。

ナレンドラ・モディ首相も、「チャンドラヤーン3号は、インドの宇宙の冒険に新たな章を刻んだで!」ってツイッターで書いてたで。彼は、「みんなの夢と野望を広げてくれるし、インド人の気持ちを高めてくれるんや。この大偉業は、科学者たちの頑張りの賜物やで。彼らの努力と創造力に敬意を表すわ!」って言うてたんや。

チャンドラヤーン3号は、以前の月ミッションの成功をさらに発展させるつもりやねん。

ちなみに、インドの最初の月ミッションは2008年やってんねん。

その時は、月の表面で水を詳しく探査する最初で一番詳しい調査をやりながら、「月には昼間に大気がある」ということも証明したねん。

さらに、2019年に打ち上げたチャンドラヤーン2号もおった。ただ、そいつは一部成功やったわ。2号の探査機は今でも月を周回して研究しとるけど、ランダーっていう着陸船や実際に走り回るローバーはソフトランディングに失敗して、着陸時にクラッシュしたねん。なんか最後のブレーキのシステムでトラブルが起きたらしいで。

ソマナートさんは、前回のクラッシュのデータをしっかりと研究して、そのトラブルを修正するためのシミュレーションもやってたんや。

チャンドラヤーン3号の重さは3,900キログラムで、費用は61億ルピー(約7,500万ドル、約5,800万ポンド)かかってんねん。ソマナートさんは、「前回と同じ目標」を持ってる言うてたで。それは、月の表面にやわらかく着陸することを確実にすることやねん。

ランダーの重さは約1,500キログラムで、その中にはローバーがお腹の中にひっそりと乗っててんねん。そのローバーの名前はプラグヤーンって言うてて、サンスクリット語で「知恵」って意味やねんて。

で、金曜日の打ち上げが終わったら、宇宙船はおおよそ15から20日くらいかけて、月の軌道に入るんや。その後、数週間かけてロケットのスピードを徐々に下げて、やわらかく着陸できる場所まで持っていくつもりや。

それが計画通りにいったら、6輪のローバーがバシっと飛び出して、月の表面の岩やクレーターをグルグルと探索するんや。そこで大事なデータや画像を集めて、地球に送って、解析するんやで。

「ローバーは5つの装置を持っててんねん。それで月の表面の物理的特性や、表面に近い大気、地下で何が起こってるのかを調べるねん。新しい発見ができるとええなあ」と、ソマナートさんはMirror Nowに話してんねん。

まだほとんど探査されてへん南極点やのに、けっこう興味があるんやな。南極の方が月の北極よりも影が多くて、常に日が当たらへん場所もあるから、そこには水があるかもしれへん。2008年にチャンドラヤーン1号が南極付近で月の水を初めて発見したんやで。

「安全な着陸ができる赤道地帯はもう到達してて、そこに関するデータもけっこうあるから、新しい発見をするなら南極みたいな新しい場所に行かなあかんねん。でもリスクは高まるけどな」と、ソマナートさんは言うてんねん。

ソマナートさんによると、チャンドラヤーン2号の失敗から得たデータはちゃんと「集められて分析されて」、最新のミッションのエラーを修正するのに役立ったみたいやで。

「チャンドラヤーン2号のオービターからは、着陸予定のスポットの高解像度の画像がたくさん提供されとって、それをじっくり研究して、どんな岩やクレーターがあるか把握して、より良い着陸のための範囲を広げていったんや」と、アナドゥライさんは言うてんねん。

着陸は絶対に正確でなあかんねん。なぜなら、ランダーやローバーのバッテリーが太陽光で充電して動かさなあかんから、ちょうど月の昼(地球で言うたら14日間や)の始まりに合わせなあかんねん。

アンナドゥライさんが言うてるけど、なんやなんや、この月ミッションは2000年代の初めに考えたんやで。

当時のインドはITブームで、たくさんの才能を引っ張りたいって思って、エキサイティングなプロジェクトとして考えたんや。テクノロジー系の卒業生たちは大体ソフトウェア業界に入りたかったから、この宇宙計画が成功したおかげで、インド宇宙研究機関(ISRO)で働くのがめっちゃかっこいいことになったねん。

でもな、インドの宇宙計画の大きな目標は、アンナドゥライさんが言うてるように、「科学と技術、そして人類の未来」をカバーすることなんや。

月に興味を持ってる国はインドだけじゃないで。世界中で注目されてるんや。月ってね、ディープスペースへの入り口って言われてるから、まだまだ知らななあかんことがたくさんあるねん。

アンナドゥライさんが言うてるんやけど、「もしも月を前哨地やディープスペースへの入り口として開発したかったら、もっとたくさんの探査が必要やねん。例えば、現地の材料でどんな生活環境を作れるかや、物資をどうやって供給するかなんかを調べなあかんねん」と。

そして最終目標はな、月が地球から360,000キロも離れた場所でも、まるで地球の一部みたいになって、私たちが受け身でなくて、ちゃんと活動して、守られた生活ができるようになることなんや。それに向かって頑張っていかなあかんねんって言うてるんや。

で、チャンドラヤーン3号が成功したら、その方向に向かう大きな一歩やなあってことやな。

今日も読んでくれてありがと!これからもよろしゅう!

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