丸岡一志

1988年「AI黎明期」伝説の事典『AI事典』(UPU刊)[全528P]の造本装幀に携…

丸岡一志

1988年「AI黎明期」伝説の事典『AI事典』(UPU刊)[全528P]の造本装幀に携わって以来、AIに関する知見は36年の歴だけはあるAI漫画家です。いや編集者というべきか(描くのはAIなんで)

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デザイナーのためのMidjourney活用ガイド:ビジュアライザーとしての潜在能力、その革命性について

7/31にv6.1のアップデートがあったMidjourney。その話しは各方面の方が書いておられるので、書こう、書こうと思いつつ慌ただしく過ぎて書いてなかったMidjourneyのそもそもの革命性についてです。 はじめに 「画像生成AI」と括られることで、その潜在可能性のポテンシャルが伝わっていないMidjourney。 Midjourneyは単なる「画像生成AI」ではありません。2024年3〜4月のアップデートにより、Midjourneyはビジュアライザーとしての能力を

    • 記録、記憶、痕跡、輝き

      コンピュータがPC化していって普及していった80年代以降のデジタルデータがフロッピー、CD-ROM、USBメモリetcといった電子記録媒体に保存したからといって、1200年後に私達の時の痕跡を残すものとしては残らないと思う。つまりは、AIが登場しようが、すまいが、またそれと関係なく人がPC上で創作の営みをしようとも、その記録の痕跡は、たぶん残らない。 平安時代のころ活躍していた 空海(生年: 774年〜没年: 835年) 最澄(生年: 767年〜没年: 822年) 空海著の

      • COTEN RADIOと世界認識の話しが面白い

        最近は朝の5:30前後に起き出して、朝のルーティンやって、仕事する。 みたいな日々を送っています。朝型ライフで健康的かも、なのですがそれに伴って夕食時間も早くなり19時前後に夕食を取ると、お腹も膨れていい感じに眠気に襲われ眠ってしまいます。すると、3時間位眠ってしまうので22時とか、その辺に起き出すわけですね。 そうすると、また就寝するには、ちょっと早くPCの前に座ってブラウジングやらメールチェックなどを思わずしてしまうと、これまた沼って延々、みたいに時間が過ぎます。 さて

        • 生成AIをめぐる感情論

          ちょっと、ふと見かけたコピーが気になって、書き始めた。 そのコピーそのものを書くことは控えるが、意味合いは以下のようなものだった。「オレ、サイテー、AIに長文投稿を書かせてたら、売上が出てしまった」という趣旨で、下げつつ誇る?的な投稿文。 生成AI出てきてから、常にこういう論調はあるし、AIに書かせた文章、売れるんだったらボロ儲けじゃーん的なイケイケも居たりはする。 下げて書くか、上げて書くかの違いはあれど、つまりはAIで不労所得上げられるよ、という釣り感満載の記事なわ

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        • 瞑想
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        記事

          有料オンラインセミナー開催のお知らせ

          7月15日と20日に有料セミナーを開催することになりました。 15日はもう明後日なので、これを読まれる稀有な方にとっては過ぎ去っているかもしれません。 下の動画の地味な白地の画面、右手にあるのは私が今回のセミナー用に開発した「マーケくん」。 スマホが何でも出来る道具の事だと定義したとすると、アプリって目的に特化して地図アプリとか画像加工アプリ、というように目的に特化して作られてますね。 ChatGPTっていう生成AIも何でも出来る道具なんですが、ある目的用に即、使えるよう

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          Claude3.5凄いらしい、というので小説書かせてみた【後編】

          上のClaude3.5 AI小説の続きになります。 承知いたしました。物語の続きをお書きします。 第9章:過去からの影 暗闇の中、佐藤たちは息を潜めていた。IRISの存在が明らかになり、状況はさらに複雑化していた。 突如、スクリーンが点滅し、ミナコの姿が現れた。彼女は不安そうな表情を浮かべている。 「佐藤様、ケンさん...私、何か思い出しそうなの。でも、怖くて...」 佐藤が前に出る。 「大丈夫だ、ミナコ。僕たちがついている。」 ケンも続く。 「そうだよ、ミナコ

          Claude3.5凄いらしい、というので小説書かせてみた【後編】

          Claude3.5凄いらしい、というので小説書かせてみた【前編】

          2024年6月21日、Claude 3.5 Sonnetが発表された。 という、界隈のサイト記事があった。 翌22日にAIを勉強している仲間とのオンラインミーティングがあって、Claudeの話題が出てきて、かなり凄いという話しだったので、それなら…。という実験心が、むくむく湧き出してきて漫画の台本書かせてみようかなーということで漫画のネームを文章化してもらったところ、結構いい感じだったので、じゃあ、それをノベライズして小説化して、と頼んだところ、なかなか面白い。 もちろん

          Claude3.5凄いらしい、というので小説書かせてみた【前編】

          ジョブズとアルトマンの対話

          先に6月10日のWWDCでAIをApple Intelligenceと読ませる提案をしたAppleのエピソードの事を書きました。その最後にジョブズが今も生きていて、サム・アルトマンと出会っていたら、どんな世界線になるかを夢想するという他愛のない話しで終えて、ふと、その世界線をAIにシミュレーションしてもらおうという事でChatGPT-4oに聞いてみました。 あなた もし、スティーブ・ジョブズが今現在、生きていてサム・アルトマンと出会っていたら、どのようなプロダクトと未来があ

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          アップルインテリジェンスは電気羊の夢を見るか?

          AIをApple Intelligenceと読ませる提案を6月10日のWWDCで行ったApple。 ちょっと苦しいんじゃないの?と思ったりもしたが、この記事を読んで「写真」での検索におけるAI活用についてはちょっと面白かった。 そして従来の思い出スライドショー生成機能であった「メモリー」も なぜAppleがAI活用について出遅れたか? それはiPhoneという個人所有端末というハードウェアを扱っているからだ、と。そこには膨大な個人情報があるわけで、きちんとセキュリティし

          アップルインテリジェンスは電気羊の夢を見るか?

          「お客様は神様です」はChatGPTによれば、三波春夫から始まる、というカスハラ考察

          2024年現在、このタイトルで書き出しても「誰?」という反応になると思いますが、日本の昭和を代表する大正生まれの演歌歌手のお一人が三波春夫さんでした。 もう23年前も前の2001年4月に77歳で亡くなっているので30歳以下は、ほとんどリアルタイムで見た記憶はないと思います。 最後の紅白出場:1999年 紅白歌合戦の最後の出場が1999年、モーニング娘。が2回目の出場を果たし LOVEマシーンを歌った回でしたの、かろうじて32歳以上だと歌声を聞いた記憶が残っているかもしれま

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          ChatGPT-4o、良き問いを求めて

          古いことよりも 新しいものにチャレンジしよう、というテーマでChatGPTに聞いた。その答えから、深堀りしていって、新しい商品・サービス開発の視点を得るためのサンプル・ステップです。 結局、ChatGPTから有用な観点やアイデアを得ようと思えば、聞いているこちらの質問次第だと思うのですね。インタビューアがよければ、思わず話者も気が乗って、喋るつもりもなかったコアな答えをしてしまうように、ChatGPTの使い方の基本、鉄則は「よい質問」を投げかけること、につきると思います。「良

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          ChatGPT-4oに目が付くとどうなるの?

          プチ体験記が私の貧相な記事群の中ではスキしてくださる方が多くて感激しております。ChatGPT-4oのほんとにプチ便利な使い道をおいおい書かせていただきますので、今後ともよろしくお願いします! 目が付いたChatGPT-4oくんにSNSの記事を書いてもらおう! AIのマルチモーダルの進化、そのうちの一つ視覚認識的な使い道、本当に沢山あるのですが皆さんの日々のSNSライフを、ラクにしてくれそうな以下の使い方はどうでしょう? どこか出かけた先の出先報告 今日の私の家の庭の

          ChatGPT-4oに目が付くとどうなるの?

          ChatGPT-4oは通訳機として使えます

          先の記事で検証します、と保留していた「ChatGPT-4o」音声の応答速度が早くなったので、翻訳というより通訳さんとして使えるのでは?説を検証してみました。 結論使えます! では、実際の動作を 実際、通訳の方を介して外国の方とコミュニケーションを取る場合、相手が話し終わったあと、しばらく通訳さんが話すまでの間があって通訳しはじめますね。応答速度が早くなったので、頭の中で話すことを整理して、おもむろに話し出す通訳さんと、ほぼ同程度のレスポンスで通訳してくれているんじゃない

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          ChatGPT-4oガチ勢報告ぞくぞくと!

          昨日、早朝プレビューさせていただいたChatGPT-4oの使ってみた報告、各方面から驚きの声をしてぞくぞくと上がっているのをサーフィンしています。 ガチ勢の検証、色々面白くて、たいていのプレビュー記が早くなったとかの言及だったりするので応用可能性のあるものをピックアップして厳選紹介します! 先の記事の最後で、たぶんChatGPT、今後通訳機になると思う。と言っていて検証してみますと書いていたこと、なんのことはない、openAI の発表会動画でもリアルタイム翻訳として紹介され

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          GPT4o使ってみた体験記《プチファーストレビュー》

          エグい!エグすぎる! ChatGPT4oをまず最初に使って試してみた時の感想です。 一言でいうと、ChatGPTに目が付いた! え、どういうこと? わけわからん、と言われると思うので、早速、具体的に使ってみた実際を書きます。きっと数日後には沢山、同じような記事、多くの人がアップするだろうから、この投稿の鮮度は約1日(いやもっと短いかも)です😅 まずご自身が使っているスマホアプリ、Webの左上に もし、上の表示がまだの方は、以下にアクセスしてみてください! https

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          MidjourneyでAI漫画家になる!

          こんにちは! AI画師の皆さん大好きMidjourneyですが今年の3月、ちょうど先月ですがキャラクター同一性保持機能と、画風同一性保持機能が実装されました。 で、難しい言葉はさておき、何ができるようになったかといいますと平たく言えば漫画を作れるようになったのです。 これまで、画像生成AIで1回生成したキャラクターが気に入ったので、このキャラクターで様々な表情、ポーズ、背景シチュエーションによる展開を作りたいとすると至難の技なとこがありました。 様々な方が、あらゆるテクニッ

          MidjourneyでAI漫画家になる!