偏りをなくし、調和をとる。東洋医学の基本です。
東洋医学では
自然は大宇宙、人体は小宇宙とされ、自然の一部として考えられています。
日の出とともに起きて日の入りとともに寝る、とまではいかなくても
寒いときには温まり、暑いときには涼む。
自然や季節に合わせた暮らしが、現代では
丁寧な暮らし=贅沢
と言われるようになりました。
それだけ難しいことになった、ということでしょうか。
なんでも程よく
偏りなく
多ければ減らし
少なければ足す
あつければ冷やし
冷えたらあたためる
縮こまっていたら伸ばす
じーっとしていたなら動く
動きすぎたら休む
人の体内では、恒常性を保つという機能によって体温や血圧、水分量などなどを常に調節されています。
それに加えて環境や運動に対しては昔から本能的に対処してきたはずです。が、心のこととなると自分で調整できることばかりではありません。
イライラやドキドキもほどほどに。
やらなきゃいけないこと!もほどほどに。が可能であればよいですが
周りの圧力からは逃げられないことも多々あります。
当たり前でシンプルなようですが、バランスをとるというのは簡単ではありません。
だから身体も心も調子が悪くなってしまうのです。
自分が今、どこに偏っているか、を把握できればその対処をするだけですが
【自分】の【今】を把握するのが難しい…そんな時は人に診てもらうのも有効です。
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