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息子が帽子を脱いだ日。

昨日のここのね。

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寄付に訪れたお客様も含めて、総勢14名。みんなでワイワイそうめん流しをしました♪( ´θ`)
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そうめんだけでなく、子どもたちがあんなものやこんなものを流していき、「うおーたくさんとれたー!」「うわーとれんかったー!」と、それぞれでそうめん流しを楽しんでいるのでした。
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そんな中、私はあることに気が向いていました。
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うちの息子はいつも帽子をかぶってここのねに行きます
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詳しく言うと、ここのねの駐車場に着いて、車から降りる時にかぶり、そして、ここのねで過ごす間はずっと、帽子をかぶっていて、帰りに車に乗ると、帽子を脱ぎます
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私も夫もわかっていました。帽子は自分を守るためのもの。鎧のようなものであることを。
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だから、あえて何も言わずに見守っていました。いつか脱ぐ時が来るだろうと思って。
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そして昨日、ついにその時が来ました!!
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ここ数日、ここのねでハマっている風船バレー。いつも汗だくです。帽子をかぶっているので、帽子が「く・くさい ( ̄。 ̄ノ)ノ」
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そんな話を昨日の朝、息子としていたら、「今日は風船バレーの時だけ、帽子ぬごうかな。視界が悪くて風船も見えにくいし。」と、息子。
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え・そうなん!?じゃあ、そうしたら?」( ͡° ͜ʖ ͡°)ニヤリ⭐︎
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そして、ここのね到着です。風船バレーの時だけと言っていたけど、
車に帽子を置いて行き、ここのねにいる間、帽子をかぶることなく過ごしました。
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ここのねに通い初めは、緊張やら様子見やら、今まで抱えていた思いやら、
色んな感情で、元気がなく笑顔もなく、言葉数も少なかった息子
ですが、どんどん自信に溢れてきて、笑顔も会話も増えてきて、仲間と協力するようになり、安心できる場所だと心からそう感じたのでしょう。だから、鎧である帽子を脱ぐことができた
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毎回、送って行って、そのまま昼食を作ったりしながら、活動の様子を見ている私。息子に限らず、娘も、そして、通っている子どもたち、さらにはその親までも、みんな元気になっていく
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そんな光景を目の当たりにして、いつも感動しています。
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スタッフの想いである「誰かが少しだけ元気になれる場所でありたい。誰かが少しだけ自分を好きになれる場所でありたい。そうすれば、幸せの連鎖が生まれるはずだから。
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まさに今、ここのねは、幸せの連鎖が生まれています。

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