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プロが考える爪の切り方について。

健美食の専門家KOTOMIです。
足のお悩み専門サロンをしており
年間で2000人ほどの足を視させて頂いおりてます。

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私のお店は、老若男女ご来店頂いております。その中でも賛否両論あるメニューが爪切りです。爪切りは、フットケアで一番身近なセルフケアですね。その爪切りにお金を払ってまで、誰かにケアしてもらうの?と思う方もいることも事実です。私自身がこの仕事をするまでは、そう思ってました。

フットケア店の爪切りの役割とは?

爪切りののお客様は、だいたい月に1回通われています。足の爪は、手の爪に比べて伸びる速さは遅いので月1回で大丈夫です。そして、年齢によっても伸び方は違います。幼少期から20歳くらいまでは、一番伸びが早いと言われています。爪もカラダの一部ですので、新陳代謝が関係していると思います。代謝の関係でいうと、爪も年齢が高くなればなるほど伸びが悪くなったり、厚くなって黒ずんだり、かたくて切りづらくなることも多くなります。

■高齢者の爪切り

カラダが固くなり前屈がしにくくなります。それに伴い、足の爪まで手が届きにくくなります。また、視力の低下もあるとなかなか上手く切れなくなります。他にも免疫力の低下から爪水虫の肥厚爪の方も多く感じます。もちろん、肥厚爪ですと、セルフケアは難しいですね。(下記参照 爪水虫もある肥厚爪のケア症例写真)

https://twitter.com/TK975HPd16Sk6TK/status/1113004191117504513/photo/1

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■糖尿病の方の爪切り

一人暮らしの高齢者に多いですが、ご自身で切れずに放置した長い爪でご来店される方もおります。なかなか、伸びすぎると人に見せるのが勇気がいる・・・と時間が経ってしまう気持ちもわかりますね。(下記参照 伸びすぎた肥厚爪のケア症例写真)

https://twitter.com/TK975HPd16Sk6TK/status/1188363039583522816/photo/1

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長時間、椅子に座ってるのが大変な場合は、何回かにわけてケアをします。ただ、ここで注意しなければならないのがお客様が糖尿病であるかどうかです。爪が伸びすぎて隣接する指を傷つけたりすることが非常に怖いです。糖尿病の方は、末端神経障害があると皮膚に傷があっても気付きにくいです。そして、末端神経障害や血管障害により壊死していくと足の切断に繋がります。まだまだ、この情報を知らずにセルフケアをしている糖尿病の方もおりますが、フットケアができる人へ任せることをお願いしたいです。糖尿病のフットケアの知識があるセラピストなら、爪切りの他にも足の傷つなどトラブルを汲まなくチェックしてくれるので安心です。

■巻き爪の爪切り

巻き爪は、ご自身でケアするようでしたら、爪切りを使わずにヤスリをオススメします。巻いている爪をむやみに切ってしまうと更に巻きが強くなる場合もあります。ヤスリをかけるのが面倒でしたら、やはり専門店でケアしてもらうことが良いと思います。巻き爪が痛くてのご来店の方は、爪の切りすぎ、切り方が悪くて悪化しての感じが多いです。(下記参照 巻き爪の爪切り症例写真)

https://twitter.com/TK975HPd16Sk6TK/status/1179677061067096064/photo/1

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上記の巻き爪は、見るからに巻いてますよね。ただ、巻き爪のケアの必要性をお話しても、予算やケアスケジュールが合わないこともあります。ここは、お客様のいろいろなタイミングをみてもらうしかありません。

■妊婦さんの爪切り

お腹が大きくなるにつれて、ご自身でケアができなくなりますね。もちろん、家族の方に爪切りをしてもらうのもよいと良いと思います。爪切り担当者にしっかりと正しい爪の切り方をしてもらいましょう。(下記参照 爪切りの症例写真)

https://twitter.com/TK975HPd16Sk6TK/status/1092249483713245184/photo/1

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■最後に

・妊婦さんでなくても、お腹が邪魔してる方
・腰痛や股関節、膝に持病をお持ちの方
・深爪など爪切りの習慣を見直しされたい方
・爪が伸びてきてもストッキングが伝線しずらい
 プロの爪切りを体験したい方
・爪のセルフケアに自信がない方

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気軽にフットケア店にご来店下さい。
フットトラブル回避の基本は、正しい爪の切り方です!


美容以外にも食に対しても貪欲です!
Instagramものぞいてみて下さい。
https://www.instagram.com/invites/contact/?i=xlbg9exph3yk&utm_content=wwxiap



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フットケアはまだ日本では確立されてない業界です。たくさんの方に情報を共有してもらうために啓蒙活動に役立てていきます。