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親心①~結婚相手がやばいやつだったらどうする?~「幸せになれるのか?」

先日、
知人が結婚することになり、
親への挨拶に行くという。
 
そこで、こんな話になり。
「もし、娘が連れてきた男が、やばいやつだったらどうする?」
「反社会勢力とか、犯罪者とか。」


まあ、
今、世間を賑わせている皇室の結婚問題、
眞子さまの結婚相手も、


親にとって(本心は分かりませんが、表面上です)
そして、世間にとって似つかわしくないと、思っている人が多い存在なわけです。
(あくまでも、報道から得られた世間の一般的意見です)
 
そんな時、どうする?
という話。
 
結論から言うと、僕の場合。
あくまでも僕の場合ですが・・・。
大賛成。なんですね。
 
賛成。なんていうと、
「え?どうして?」
 
「幸せになれないじゃないですか?本当に子供の事を考えるべきだ。」とか
「親なんだから、子供を正しい道に進ませる責任があるじゃないですか?」とか
「経験豊富な親の目から見て、意見をしてあげるべきだ」とか
 
様々な、反論があるかと思います。
ただ、僕の場合は、大賛成。
 
反対する人が悪いと言っているわけでもなくて。
考え方は人それぞれなので、どちらでも良い。

どちらであっても、その人の意見というものがあるはず。
どちらにも、良い点、悪い点があって。
人によって、受け取り方は変わる。
 
ただ、あえて、自分の場合であれば、
「賛成」という立場で、世間的に見ると、
少数派かなと思うので、

その、ちょっと少数派意見の、
頭の中を記載しようと思ったわけです。
 


では、いってみましょう。
論点は、3点
 
・幸せになれるか?
・親の責任
・親の経験
 
というところ。
 
なんか、論文みたいになってきたな・・・。


まず、今日のところは、
「幸せになれるか?」
について。
 
僕の場合、幸せという存在を考えるときに。
焦点を当てるのは。
 
「幸せだと思う人の傍には、絶対に幸せだと感じている人がいる。」
という点。
 
人間は、一人では絶対に幸せになれなくて。
 
人間が生きていたい。と思う感情のどこかには。
幸せを感じたいという欲求があるものだと思います。
 
「何か美味しいものを食べたいから生きていたい」とか、
「何か欲しいものがあるから生きていたい」とか、

そういう風にはなりませんよね。

 
誰かと、その美味しいものを食べて、共感出来たり。 
食べたものを、誰かに伝えたかったり、自慢したかったり。
欲しいものがあるのは、その物を誰かと使う事が出来るからだったり、
誰かに伝えたかったり、自慢したかったり。

という誰かが必要なんです。
 
自分一人では、その欲求は成り立たないわけで、
幸せを感じるためには、誰かという存在が絶対に必要なわけです。

その誰かという存在を、契約で作るのが、結婚だと思っていて。
あくまでも、人間が作ったルールです。


 
不幸を感じている人の傍には、必ず不幸を感じている人がいて。
幸せを感じている人の傍には、必ず幸せを感じている人がいる。

不幸にしろ、幸せにしろ、一人では成り立たなくて、
誰かの存在が必要だという事です。
 
逆に言うと、一人でなければ、幸せを感じることは可能だという事。
幸せの必要条件は、一人ではない事なんです。


 
じゃあ、ここで、より幸せになるには?
という問題が出てくる。
幸せを条件という尺度で見るという事です。

これは、超幸せ(*’▽’)
これは、結構幸せ(*´ω`*)
これは、まあ幸せ(^▽^;)
これは、少し幸せ( ゚Д゚)
これは、幸せじゃない(>_<)
みたいな感じ。

そういう感じで見ると、
やってきた婚約者に対して、
家電を選ぶように、よりよいもの。

これは、娘に合っているとか。合っていないとか。
そういう判断になると思うんです。
 
でも、そうすると、
この世の中の、一番の製品ではない相手。
 
世界には、35億の異性がいて、その中の何番目か?
結構上位とか。
そういう判断で見ることになる。
 
条件で選ぶという事は、
その条件がなくなったら、その価値がなくなってしまうんです。

人の心は、完全ではなくて。もちろん親の心も完全ではない。

 
今後、どのように人を見るかだって変わる。
今、良いと思っている条件だって変わる。
これから出会う人、みんなが、
娘の婚約者よりも良いと思う男ばっかりだったら・・・。
 
婚約者のランキングは下がるでしょう。
娘の幸せは、その婚約者のランキングで決まるという事。
 
条件で選んでしまうと、幸せランキングも、
下がっていってしまうのではないでしょうか?


だから、僕は、そういう、条件で結婚することが、
幸せには繋がらないと思っていて。

もし、幸せになって欲しいと思うのであれば、
常に、世界一幸せを感じられる方が良くないですか?
 


「条件関係なく、幸せを感じられる人になって欲しい。」
そういう風に、子供を育てているつもりでいます。


だから、そういう風に子育てしている親が、
条件にこだわって、
「あれはダメだとか、これはダメだとか」
言いつつも・・・、
 
子供には、
「条件にこだわらずに幸せを感じられるようになって欲しい。」
なんて話をして。
 
凄い矛盾ですよね。


 
最初に記載しましたが、
幸せを感じる、必要条件は、
一人ではない事。

娘が連れてきた男が、動物でない限り。
人間である限り。
意思の疎通ができる相手である限り。
幸せを感じることが出来るという事です。
(必要条件は満たしているという事)

 
結婚の目的が幸せを感じることであるとすれば、
必要なのは、結婚相手の条件ではなくて、
どのように二人が考えて、今後過ごしていくか?
という事です。
幸せを感じられるように、過ごすことです。

今の二人の気持ち。
世界で一番幸せだと感じている気持ち。

・それを自分で維持する。
・無理矢理維持する。
・努力して維持する。

そうしたら、結婚相手も、世界一幸せになりますから。
 

家に帰ってきたら、世界一の幸せを表現する。
朝起きたら、世界一の幸せを表現する。
誰かに話をするときも、世界一の幸せを表現する。

そうしたら、結婚相手は、世界一の幸せ者になります。
 
世界一の幸せ者の傍には、世界一幸せを感じている人が必要ですから。
 


だから、娘が婚約者を連れてきた際には、

娘と、婚約者に向かって、
「今、世界一幸せかな?その気持ちを維持するには、努力が必要。」だと伝えます。

「誰が何と言おうとも、誰かがダメだと言っても、それは違うでしょとか、いろいろな意見があったとしても、相手と一緒に居られて世界一幸せだと感じられる。」

「そして、それを表現する。そしたら、その相手は世界一幸せでいられるという事。」

「そういう努力が必要なんだよ。」

という話をします。

 
幸せを感じることに、一つ条件があるとすれば、
やはり、
「幸せを感じている人の傍には、必ず幸せと感じている人がいるという事」
です。
 
娘の選んだ結婚相手、
今の条件は、もしかしたら、

周りの反対があるかもしれない。
風当たりも強いかもしれない。
道は歩きづらい、苦労もある。

でも、味方がいると思ったら、頑張れる。
お父さんは、その味方になるつもりです。

もしかしたら、大変な道を歩くのに疲れて、挫折してしまうかも。
離婚をするかもしれない。

 
たとえ、そうなったとしても、
条件で選ぶことをしなかった選択は残ります。
 
「条件関係なく、幸せを感じられる人になって欲しい。」
という子育ては、きっと、いつか、
伝わるのではないかなって思います。
 
という訳で、今日は、
娘がヤバイ結婚相手を連れてきた場合、
「幸せになれるの?」という論点から、書き込みました。
 
 
あくまでも、ちょっと変わった人の、
そっち方向から見る?(;゚Д゚)
 
という意見なので・・・、参考まで。

次回、その次は、

「親の責任」、「親の経験」

という視点から、結婚相手について、書いていきます。


「親の責任」


「親の経験」



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