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【入社エントリ】得意なことで、「好きだ」と思う世界を作り上げる。
2022年9月よりmentoにマーケターとしてジョインすることになりました。アーリーステージのスタートアップをキャリアの中で選ぶことになるとは。
自分でもびっくりです…
コーチングとの最初の出会い
2020年の4月、ちょうど未知のウイルスが流行り始めたころ。
当時の自分は、なかなかに忙しく。家には寝るためだけの場所。深夜に30分自分の時間がとれるかどうかという生活。
※年度末というのもあったのですが。
そんな、目が回るような忙しさの中、コロナの影響で、一気に仕事がペンディングになります。ずーっと全速力で走ってきた中、急に目の前に、でっかい壁が降りてきた感覚。
異常なくらいの、焦燥感を覚えました
「このままじゃいけない」
「なにかしなきゃ」
「成長しなきゃ」
その焦燥感が、わたしにmentoでのコーチングとの出会いを与えてくれました。
当時から、今に至るまでの2年間、ずっとコーチングを受け続けています。
自分で気づき、自分で決めて、自分でアクションする。
コーチングを受けていた2年間のアクションと、それに伴う変化は自分でもびっくりするほどで。
家を買ったり、結婚したりと、ライフステージの変化も迎えたこの2年の中で、一番印象深いことは、ファッションの学校に通ったことです。
それは過去の悔しさに由来します。
高校生の私は、どうして「美大にいきたい」「デザインにかかわりたい」「ファッションを学びたい」という思いを突き通せなかったのだろうか。
高校生の当時の私の「やりたかった」を取り戻すために、デザインの勉強をしに、ここのがっこうというファッションの学校に半年間通うことに。
年齢や学んできたこと、背景も全く異なる30名と肩を並べて学んだり、モノづくりしたあの時に、私の中の「ふつう」を崩してもらったと思っています。
中にどっぷりつかることで、私はデザインするということ以外の世の中に貢献できそうだという気付きをもらえました。
好きなものと得意なことが重複しないという苦しみ
思えば、自分の得意と好きがうまく重なっていない感覚がずっとありました。
絵を描くことは好きでも、自分の描いた絵がなんだか詰まらない。
自分が好きだと思う絵が描けないから、描いていて嫌になる。
この苦しみが、「好きなことをやる」ことへの執着にゆえに、「好きなことをやる」こと強く、硬く手に握りしめていたように思います。
その結果、人と比べて難なくできる、自分自身の「得意」に対する評価が極めて低い、ということが起こるように。
得意なことで、好きなものにかかわればいい
キャリアの中では、マーケティングに関わるプロフェッショナルとしてクライアントの前に対峙すること、社内でもプロフェッショナルとしての振る舞いに、非常にカロリーをかけていた気がします。
ただ、プロフェッショナルとして振る舞うあまり、私個人としての「好き」よりも、「適切」を選択する傾向にありました。
そんな私がmentoをきっかけにコーチングに出会い、コーチングで人生を変えてきて、コーチングの価値を心から信じている。
久しぶりに、心から信じられるプロダクトに出会ったという感覚を抱くように。ですが、プロダクトとしての難しさも痛感していました。
・人と人とかかかわるビジネスであり、無形商材である以上、価値設計がかなり難しい
・カウンセリングなどの周辺領域との混同もされやすく、カテゴリとしての特徴理解を地道に進める必要がある
コーチングは、マーケティング難易度が高い領域であり、同時にマーケティングがレバレッジする領域だとも感じていました。
自分が心から信じられる、と当時に難易度がとても高い商材を扱えるのは、7年間、プロとしてプライドを持ってマーケティングに従事してきた今なのではないか?
自分がマーケターとしてかかわることでコーチングの根本価値を再定義しなおす。傲慢かもしれませんが、そんな使命感を感じていました。
コーチングを通じて、自分の「得意」を受容していたのです。
自分の価値観に従って生きる人を増やす。
人が最大に幸せであれる状態の、一番大きい変数は、「自分の価値観に従って生きれるかどうか」だと思っています。
お金や環境は、その価値観を増やす選択肢をくれる方法論にすぎません。
自分の価値観に従って生きる人を、わたしは増やしたい。
誰かに自分の人生の手綱を渡すことなく、自分の足で立つことの怖さも含めて、生きることを満喫する。
そんな人の集まった世界を、見たい。
自分の好きや、いいと思うものにこだわり、人間らしさと、面倒くささにあふれた世界。
そんな「自分の価値観に従って生きる人」で満ちた世界を私は作るために、mentoにジョインします。
難易度は高い、でも、できないなんて、まだ決まってない。
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