私は消される側だ。内定取り消しのニュースで考えた私の価値と将来。

5月、コロナウイルスの影響による内定取り消しのニュースを見て、「私は、内定を取り消される側の人間だと思った」そう話してくれたのは、私立女子大学3年のまるさんだ。危機感を抱いた彼女は、現在プログラミングスクールに通っている。なぜプログラミングを選んだのか、理想の将来像から就活生の本音に迫る。

なぜプログラミングスクールに通うことにしたんですか?

社会が必要としているスキルにプログラミングがあり、プログラミングが出来ることは評価される対象になると判断したからです。
内定取り消しのニュースをきっかけに危機感を持ち、自分の価値について考えるようになりました。
自分は何もスキルを持ってない。これじゃきっと役に立てない。これからは自分自身に価値がなければいけない。じゃあ、今社会が必要としているスキルを身につけようそう考えた時、プログラミングはやるべきだと就活の情報収集用twitterアカウントにコメントがきました。最近ではプログラミングの授業が小学校でも行われるなど、今後も重要なスキルになることが考えられています。今、学ぶことで今の自分の価値をあげることもできるし、今後プログラミングができることが当たり前になったとしても価値ある人でいられると思いました。

自分自身に価値がある人になりたいと思ったことがきっかけだったんですね。今後プログラミングのスキルをどう生かしていきたいと考えていますか?


私は将来スポーツに関係する職業につきたいのですが、プログラミングのスキルをどう活かすかというのは正直まだ考えられていません。ただ、できることや知識が多いほど関われる仕事の幅は広がるとは思っています。

就職先で活かしたいという思いももちろんあるのですが、本音を言うと、未来の自分のための選択肢として持っているという感覚の方が強いです。というのも、私はキャリアウーマンとしてバリバリ働くというより、結婚して専業主婦として子供を育てることが理想です。結婚したら仕事を辞め、子供が生活の中心にしたいと思っています。でも、今の社会で専業主婦としていきていくのは難しい。プログラミングは時間とスキルがあれば、在宅で作業することが可能です。子供を育てながら、家で自分の好きな時間に仕事をするというのが私の最終的な理想の生活です。自分の名前だけでプログラミングの仕事を取れるまでいけたらもっと最高ですね。

理想の生活への選択肢の一つなんですね。会社をやめた後も価値のある人間でいることってこの先とっても大事なことだと感じました。

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