【新・東カレデート】結婚相談所(naco-do)編:92人目/シェフ【番外編】/お見合いから交際まで。彼サイド

ここらへんでちょっと番外編。
これまで4回連載してきたシェフさんのお話ですが、
「この時、俺はこう思っていた」という彼本人から聞いた彼目線の話を書いてみようと思います。

【お見合い時】

今回はあまり期待もやる気もなかったこともあり(申し訳ない)、自分の中でお見合いタイムは40分と設定し、「仕事の都合で〇時までに客先に行かないといけない」と理由をつけ、制限時間付きでお見合いが始まった。

<彼サイド>
「えっ!?40分!?短かっ!やっつけかなぁ…。
まぁいいや、せっかくだし俺も思いっきり話すだけ話して楽しもう。」

⇒実は彼(シェフさん)、しばらく仮交際をしていた女性がいたんだけどある時デートをすっぽかされて怒りの勢いでお見合いを再開したそう。(彼女に集中したく、仮交際のフェーズながらお見合いは一切ストップしていたらしい)
彼も相談所での出会いや交際にイマイチ熱意を感じられなくなっていてダメ元で私にお見合いを申し込んだようです。

本当はお見合いの翌日までに返事をするのがルールなんだけど、少々過ぎても催促が来るだけでなんてことはない。
前回40分しか話せなくて名残惜しそうだったし、もう少し“特別感”みたいなものを演出してみよーかな♪
私はさらに翌日まで焦らして、交際希望の返事を出した。

<彼サイド>
返事が若干遅いなとは思ったらしいけど、じらされている意識はなかったらしいwつまり、私の小さな作戦は不発に終わっていたようです。


【食事デート】

まぁそんなわけで、予約してくれた店が思いっきり飲み放題付コース推しで
(当日飲み放題だったら、ちょっとだけ残念だな。若い子とかだったらまだわかるけど、シェフさん40代後半だし…)
と思いつつ、その日を迎えた。

<彼サイド>
特別何か考えてアラカルトにしたわけではないけど、ワインが好きだって言っている人に飲み放題はないでしょ。
・・・という思いだったらしいです。
正解。
女子は基本飲み放題とか求めてません。特にデートではね。

食事の好みも結構合っていたせいか、話も弾み程よく食べ、ドリンクのラストオーダーの時間になった。
シェフ「ハイボールで。」
夏緒「・・・・・・。」
え、もっと飲みたい。全部飲めるかわからないけどワイン飲みたい。
そう思い
夏緒「赤ワインデキャンタで。」
シェフさんは「このタイミングでデキャンタ!?」と驚いた顔をしていた。

<彼サイド>
「ラストオーダーでもう時間がないのにワインデキャンタ!?
遠慮しない子だな、面白い!!!」
⇒どうやら好感触だったようです。


【ドライブデート】

4,000円のコース、素敵じゃない、デートにぴったり♪
…でも、別にそんな大そうなランチじゃなくて全然いい…。
(中略)
夏緒「ん~、私特にここじゃなくていいんですけど…もしよかったらあっちのキッチンカーで売っているもの覗いてみて、良さそうだったらそこの椅子で食べません?私、見てきますね。」
そう言って列から抜けてキッチンカーのメニューを見に行くと
軽食とスムージーなどのラインナップで今のテンションにぴったりだった。すぐにシェフさんを呼びに行って、並ばずに買ったサンドイッチやサラダを並べて食べ始めた。

<彼サイド>
「なんか中途半端なレストランだな…むこうにもっといいレストランがあったはず…って、え?自ら店を探しに行った!?すごい積極的な子で、いいな。」
⇒彼としては、この日は偶然を楽しむつもりで来ていたのであえて予約はしなかったそう。積極的に意見を出し動いた私の姿には驚いたらしい。


夜になり、少し夜景が見たくて遠回りを希望して送ってもらうことにした。

<彼サイド>
お見合いで出会う子ってすぐ帰りたがるのに、寄り道希望!?珍しいな。
積極的で嬉しい!

シェフ「…俺んち寄ってく?」
夏緒「いや、いいです。」
てかトイレ行きたいから早く走って!!
諦めたのかシェフさんは車を走らせると、ぐるっと回って先ほど“俺んち”といったマンションの脇の駐車場に車をとめようとしていた。
瞬時に不快感がMAXになった私は、マスクの上からでもわかるほど顔を歪めて
(中略)
シェフ「あ、ごめん、俺もトイレ行きたくて…ちょっと待っててくれる?汗」と、今度はマンションの前に移動し路駐に切り替えてマンションの中に消えていった。

<彼サイド>
本当に自分がトイレに行きたくて家に寄ったとのこと。
でも、「もし家に上がってたらそのまま平和に時が過ぎていた?」と聞くと「…キスくらいはあっても良かったかな。」と言っていたので、やっぱりアヤシイ。


【お泊りデート】

私は家に着いた瞬間から、あらゆるところにシェフさんの“歓迎”のオーラが漂っていることにただただ感動した。
わざわざ部屋に音楽をかけた状態で私を迎えに来てくれたこと。
わざわざ花を買って飾ったこと。
そのために花瓶まで買ったこと。
普段は家でワインを飲まないシェフさんが、この日のためにグラスをきちんと用意したこと。
家に遊びに来ると言っただけなのに手作りで食事まで用意してくれたこと。

<彼サイド>
元レストラン勤務だった頃の感性を生かしてみたそう。
久々に人をもてなして楽しい時間だったそうな。
本人的には、消音で映画を流していたのがご自慢の演出だったらしい。
TVが映っていたので画面は眺めていたけど、特に気に留めることはなかった(笑)


お土産で持ってきたワインはあっという間になくなり、シェフさんの家にあったワインを開け、その間にもシェフさんはせっせとおつまみを作っている。
私は目についた日本酒を開け、さらには「足りない」とさらにワインを所望し、この日日本酒を含めて4本を飲み干した。

<彼サイド>
お土産でもらった日本酒も味見することなく飲み干され、気づいたらそこそこの酒瓶が空になっていて驚いたとのこと。「今思ってもあれが2人の最高新記録だね」と笑っています。


まとめ

悪印象だった事は特に伝えられていないので良い感じにまとまってしまいましたが、彼が一貫して言うのが
自分の意思表示があり積極性があるところが本当に好印象だったとのこと。

彼曰く、お見合いで出会う女性はあらゆることにおいて人任せで、自分の意見を言わなかったそう。
(3年婚活して全員そうだったと言い切っていました。ほんまかいな!)

全部を任されてしまうと、思うようにいかなかった時やつまらなかった時の責任も2人分自分の背中に乗っかってくるような気がして正直しんどかった。
と言っていました。

まぁ確かに、物言わぬお人形さんと一緒にいても、
楽しいことも分かち合えず、つらい事は尚更分け合いないのかもしれないね。

彼はもともと意思表示がはっきりしていて少々ワガママくらいの女性がタイプだったこともあるけど、これまでのお見合い女性の反動が、うまいこと私に作用したんだな~と思いました。

こういうのもタイミングなんでしょうね。


さて、次回はいよいよシェフさんとの話も5回目です~。
相談所まで離脱した私の婚活は、果たしてどうなったのでしょうか。。。

つづく!

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