再び看護の世界へ...vol .6 (腹を割って話すって...どうなの?)
わたしは、新たに看護師としてスタートした。
外来と化学療法室の仕事で、新たな知識を得るためにAmazonでたくさん本を買ったり、ネット検索し色々と調べていった。
少しづつではあるが、看護師に戻って良かった。やっぱり看護が好きだ。と思えるようになった。患者さんとの関わりも楽しかった。
前の記事にも書いたが、初めの自分で自分への評価は、「終わってる」だった。
自分でもビックリしたが、患者さんへ声をかける感じが、自分で聞いても、ど素人だった。ほんとに、凹むとは、こう言う感じだなぁと思った。
それほど、わたしは現場から離れ、ど素人と化していた。
まずは、現場になれる事。電カルを使いこなせるようになる事。を目標にして過ごした。小さな一歩。
戸惑う事も多かった。概ねみんな親切にしてくれた。
とは言え、影でうるさく言っている人もいたようだ。違うブースの古い人達と、一部の同じブースの人。わたしの、働き方に文句を言っていたようだ。働き方とは、契約内容のようだった。文句の対象になった原因は、わたしが常勤だからだったようだった。外来は、ほとんどがパート契約の看護師。常勤は、外来全体でも、数人しかいなかった。
結局何が不満だったのかは、今なら、理解できないでもないが、わたしの契約に対して、なんの権限もない人が、不公平だとか、なんとか、自分の主張を言っていたようだった。
それを、わたしの指導についてくれていた看護師が、わざわざ、こうなってて、私たちも色々言われて困っている...みたいな事を、わざわざ、わたしに言ってきた。そんな事言われても、わたしだって困る...
なんでもできるなら、なんでもするけど、ちょとまだ、わからない事だらけなんですけど...
こんな可愛い感情じゃない。
わたしの心の声...はっ!なに!馬鹿なんじゃない!!
下品でごめんなさい。わたし、気が強い負けず嫌いなたちなのです。
この事は、師長へ相談して、対応した。師長も呆れていた。
女の世界だ...結局、妬まれていたのかもしれない..
わたしに、わざわざ言ってきた人は、決して悪い人ではない。明るくて、優しい人だ。しかし、この後も、部署内で何か問題があると、腹を割って話しましょう...とみんなにカンファレンスで訴えていた...
わたしは、違和感しかなかった。腹を割って話したら解決に導けると思う、その思考が理解できなかった。
わたしは、腹を割ったらおしまい。と思っている。
人の心や、気持ちは、その時々で色々なものの影響を受けて変化する。腹を割ったら何が出てくるかわからないし、後になったら、そこまでって事もある。そんなものを問題解決に繋げられるはずがない。言葉は、恐ろしい。言ってしまった言葉は、取り消せないし、突き刺さる。それは、お互いに不信感を残すと思う。その時、同感と思ったとしても、わたしなら、あの人は、心の底では、こんな風に考えて、こう見ていたんだと思ったら、自分に対しても、そうなのかも...と不信感が生まれると思う。
カンファレンスで、この流れになった時は、口から出た言葉は、取り消せないから、やめましょう。と伝えた。
カンファレンスと言う名のこの手のものは、本当に嫌いだ。
そうは言っても、そう言えるまでには、しばらく時間がかかった。
どんな部署で、どんな人間関係なのか観察し、自分自身看護師としての感覚を取り戻してからだったから、わたしも、この人たちと、ある意味あまり変わらないのかもしれない。偉そうに言うつもりではなく、一見良さそうに見える提案の怖さについて、伝えたいと思った。
そして、ビックリしたのは、わたし達パートだから...と。パートと言う立場を便利に都合よく使っていた。気分を害する人がいたら、ごめんなさい。
みんな、それぞれの事情がある。そう言う事も含めて、契約して、それぞれの働き方があるのではないのか?パートの契約も、時間、週何日、とそれぞれの働き方が違う。なのに、自分の事はさておき、その時々の気持ちで、何かに不満を持って、裏でごちゃごちゃしている。馬鹿らしい。なんでそこで対立するの?
あーもう、やだやだ!とわたしの心は、叫んでいたけれど、ここで辞めたら、何もならないので、グッと堪えた。わたしは、看護師として再起するって決めたんだから...
そして、そんな事も、乗り越えて?...わたしの看護師生活は、続いて行く...
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