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深解釈オールナイトニッポンを読んで【オススメ本】

どうも、ラジオの日記を前に書いてたけど需要がなさすぎてこっそり辞めたイワハシです。書いてるこっちとしては良かったんですが、イマイチ反応もないしやり方もあんまり良くなくて魅力が伝わりきらないかなぁと思って辞めた感じ。

■深解釈オールナイトニッポン-10人の放送作家から読み解くラジオの今-

オールナイトニッポンを聞いていると、よくこの本の告知があるので、どうしようかな〜買おうかなぁと迷ってました。定価で1760円とまぁまぁ高い。そのことをJFNという謎の放送局で番組をやっている有吉さんが、高すぎる!ニッポン放送さんどうにか1000円になりませんかねぇとイジられてました。

ちなみに有吉さんのラジオの作家に高井さんという方がいて、その方がオールナイトも担当されているので宣伝してくれた有吉さんは優しい。そして他局でやっている有吉さんが本を貰ったのに、オールナイトニッポン0を担当しているマヂラブは貰っていないと仰られてました。

確かに高いのですが、毎日のように無料でラジオを聴かせてもらっているのでニッポン放送さんには儲けてもらわないとダメだなと思って買いました。

■放送作家とはなんぞや?

ラジオをよく聴く人でも、放送作家って何をしてる人なんだろう?っと思っている人は多いのではないでしょうか。何となくネタメールを選んでるとか、企画を考えてるってのはわかりますが、基本的にフリートークしている番組が多いので何をやってるのかよくわからないですよね。

ラジオを聴いてるとオードリーで言えばたまに若林さんが青銅さんという放送作家さんに何か言われたって話が出たり、パーソナリティの口からチラッと名前が出るので何となく誰が作家にいるかぐらいは知っている人もいるかと思います。

放送には名前は出るし、放送作家という人がいるということはわかるけど、ベールに包まれた存在。そんな放送作家さん達からオールナイトニッポンってどんな存在なのか?どうやって放送作家になったのか?番組にどうやって携わっているのかってことがわかる本がこれです。

あんまり何をしているのかピンと来てなかった僕にとっては、そういった根本的なところを解決するところから楽しめました。こんなに番組にとって重要な役割だったんだ〜って思いましたね。

■見どころ!放送作家になるまでの話が面白い

ラジオファンからすると、聴いている番組の裏話もヨダレもんで楽しめるのですが、それぞれが放送作家になるまでの話が面白かったです。どうやってなるのかよくわからないですよね。

なるまでにどの方も苦労されていて、放送作家の専門学校に入った人やハガキ職人出身の人とか、とりあえず東京に来て出待ちをした人などがいて一般の人の人生を覗き見してるようで面白かったです。

ちょっと面白いなと思ったところが、どの作家さんも最初は面白かった回の台本をゴミ箱から拾って勉強したというエピソードを書いている人が多かった。面白い放送って台本も面白いだ〜って発見もありましたね。

あと放送作家の方は基本的に書くことが仕事なので、素人ながらよく文章を書く僕にとっても学びになるところがありますね。というか僕もどっかの局が拾ってくれねぇかなとすら思いました 笑 住んでいる愛媛のローカル番組のワンコーナーで良いから書いてみたい。やったことないけど。

・最後にどんな人にオススメか

ラジオが好きな人。オールナイトニッポンを2番組以上聴いてる人。放送作家の仕事が気になる人(ラジオでもテレビでも)お笑いが好きな人。こんな感じでしょうか。高いですが、気になる方は読んで損ない一冊だと思います。

<おわり>


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