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ウケる日記を読んで日記の書き方を学ぶ【読書記録】

日々の読書の中でnoteになにか活かせるような本はないかな。そう考えていたときに水野敬也先生の著書「ウケる日記」という本に出会いました。

水野先生と言えば、「夢をかなえるゾウ」などの著者であり日本を代表するような作家です。この本は水野先生がブログに書いた日記を厳選した内容です。


僕もnoteでネタが特にないときは、日記を書くことがあるので、「プロが書いた日記を読んでテクニックを盗めばウケるに違いない」そう思って読み始めました。

内容をざっくり説明すると先生の体験談を素にしたほぼ“下ネタ”でした。

体験一つ一つが、かなりブッ飛んでいていました。

ネタバレしない程度で説明すると、事務所でオナニーをした話とか、薬局に売っていたTENGAを買った話とかばかりでした。

うん… 真似できるかいな

僕もできる限りはプライベートを切り売りしている方だとは思いますが、ここまでのエピソードはない。

あと、文中に水野先生の空想・妄想に入る描写が多く存在して、その妄想が面白いのです。現実と妄想の書き分けが見事で、内容のバカバカしさに拍車をかけていって思わず吹き出してしまう部分が盛り沢山です。

■めちゃくちゃ面白いけど、学べるポイントない

面白いし、読みやすい反面あまり学ぶ要素はないな。そう思っていましたが、一つだけ日記を書くにあたって重要な要素がありました。

それは、

ありのままの姿を隠さず正確に伝える

というポイントです。水野先生は常人だったら墓場まで持っていくような過去の失敗談を有名人になってからも隠さずブログに書かれていました。

夢をかなえるゾウという名作を書いた後の著名な作家というイメージを損なう可能性が高いにも関わらず、そのリスクと引き換えに“ウケる”方を選択しているというところです。

■“ウケる”ためにはある程度の自己犠牲が必要なのか…そんなことに気づきました。

超有名な作家ですら、自分のオナニーについてまで書かないと“ウケない”のか。文章で笑いをとることは難しいのですね。

“ウケる”って難しい

ウケることについて分析する時点でナンセンスなのかもしれないですね。ウケる日記とても面白かったので、下ネタOKの方は是非、読んでみてはいかがでしょう。


〈おわり〉

今日のヘッダー画像は、「はがくん」さんの記事で紹介されていたアプリで作ってみました。センスがない僕でもそこそこいい感じに作れました。


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