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今週のMornin#10



勝つことが正義ではない

そのはずだと思う。
世の中によくある、因果関係と相関関係の違いのように。
正義は必ず勝つ訳でもなければ、悪が勝てば正義と呼ばれることだってあるかもしれない。創作の世界でも現実の世界でも。ギャングが水面下で市民の味方をしていたら正義なのか。立場によって世界の見え方も味方も変わってしまうことが、多分忘れやすい。明日は我が身だと思う。

今週のMornin

今週はかくかくしかじかでカメラを使って撮った写真は2枚だけだった。
携帯で撮った写真はもう少しあるが、久しぶりにカメラを使わなかった1週間だった。1枚は自分の部屋で机の上を撮って、もう1枚は区画整理で解体された後の瓦礫の写真だった。

どこで人間の温かみは解体されるのか

写真を撮るには元気が要るらしい

1週間欠かさずカメラは持ち歩いていたし、撮るタイミングはいくらでも合ったのだが、そこまでの行動をする元気が出なかった。
考えれば普通だ、好奇心やら興味やら感情がそもそもベースにないと写真なんて撮れないのだろう。
今週は奥底であった。

解体した後の瓦礫と、周りを囲む遮音

自治体の区画整理とはいえ、近くの家が軒並み解体されていく。
早く自分の住むところも解体してほしいのだが、如何せん大家との交渉がうまくいっていないようだ。大人になればなるほど、人の話を聞かなくなるし、誰でもわかる説明をそもそも見なくなるものなのだろう。こちらも明日は我が身である。

写真の反省

写っているものは瓦礫と、画面橋に道路と柵が見えるおかげで、意外と奥行きのある平面的でないことがわかる。左下の砂利がやや不自然で、車が止まっていたような、誰かそこにいたような残り香を感じる。モノクロにしているが、真ん中の灯油ボトルのようなものの存在はわかる。モノクロはあくまで光の輝度しか写らない。カラーでも赤は目立つが、モノクロでも赤は目立つ。赤は光にとって厄介でもあるような、安心素材でもあるような。
元気がない時はモノクロで撮るといい。邪念が減る。構図と、光の輝度しか考えなくていい。簡単に撮ることが別に悪ではないだろう。

カラーで再現像




7月が終わる

毎月のまとめみたいなものをしてTwitterの固定に毎月している。今月撮った写真は本当に少なく、写るものもとりとめがないもののように感じる。
せっかく続いている毎週のこのNoteも、なんとか続けていきたいものだ。
最後の砦のように。

夏はアイス、秋は焼き芋、冬はおでん、春はさくらもちを食べます