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今週のMornin#35

雪、舞い、散る前に

先週の週末は日本国内をそこそこに移動していた。
早朝新宿から岐阜に向かう高速バスに乗り、岐阜県は中津川に降りて、その後電車で愛知県は名古屋に向かう。名古屋で赤福を買って、今度は愛知県の下側、豊橋に向かう。土地柄のインフルエンサーの面影を感じながら初めて乗る名鉄に少し心が躍り、今度はお友達の車に乗って潮見ビーチまで連れて行ってもらった。初めてのそこは風が強くて、その冷たさは日本海を思い出すようで少し目が細くなった。夕暮れの海に間に合って写真を撮って、寒くて急いで車に戻った我々は、猫舌に優しいあたたかいラーメンと食べた。そのまま豊橋まで送り届けてくれてまたねとお別れ。そのまま静岡県は磐田まで電車で移動して宿に着いた。電車に乗っているのは好きで、本を読むのがきっと本当はした方がいいことなのだろうけれど、実際にはうたた寝が多い。揺れる車内のおかげで周りの人声や電車の揺れはあまり気にならない。熟睡したいわけではなくてうたた寝がしたいのだ。この日はそこそこに寒かったので電車の中の足元のヒーターも心地よく、電車に乗っている時間が数時間あったこの日はとてもよかった。移動が主体の旅行も楽しいものだよ。



今週のMornin


admire


写真の振り返り


その潮見ビーチに行って砂浜をわちゃわちゃしながら撮った写真だ。あんまりストロボを持ち出して写真を撮ることはしないのだけれど、その日はきっと夜も撮りたくなるだろうからとリュックに詰めておいてよかった。発行はTTLに任せて、これが優秀でカメラ内の露出補正をそのまま当てはめることができているようだった。人間を撮る時もお花を撮る時も、どこか飛び道具な気がして知識としてはあったとしてもあまり使ったことはなかったけれど、もう少し使いこなせるようになれたらいいなと思った。背景の露出を保ったまま手前の被写体、特に人間に光を当てて明るくすると言われれば単純だけれど、なかなかバランスというか加減というか、自然と使えるように頑張ろうと思った。
撮影条件としてはSS 1/100 f/1.4 ISO2500 ストロボ露出補正-0.3EV
発行部にディフューザーをつけてほぼ正面直当て。若干光が硬いのでやっぱりソフトボックスが大体の正義と言われるように、その通りなのだと思った。トレペでもくっつけよう。
背景左上の三日月が完全にボケていて、周辺の収差も色濃く残っている。ストロボを当てるならもう少し絞ればデータ的にはよかったかもしれないけれど、自分はf/1.2~2までの描写というか解像感が自分にとってちょうどいいのだ。


ざわめき




寝れない夜に眠らない正義


年が明けてから、日記を書き始めてもう20日も経っている。昔から飽き性で三日坊主で強制力のないものは続かないことが定説だったのに、人はまだこの歳、これからでも着々と変化していけるらしい。ぼんやり読書やTwitterは続けていたりしたけれど、筋トレやランニング、ストーリーの長いゲームも社会人になってからは特に続いた試しがない。一つのきっかけが短歌を勧められたことと、写真を撮り始めたことのように思う。それらは何かを自分に取り込んだり身につけたりという感覚よりも、自分を何か水のようなものに通したり透明な空間に透かしたり、料理の下拵えをしている時間に感じるものにも近い。自分自身を無意識に道具として使っている感覚がもしかしたら心地いいのかもしれない。こればかりは答えはないだろうけれど、続くなら続けて行ったほうがいいのだろうな。誰かに言われた気がする。きっと飽きたら辞めるのではなく、辞めたくなったら辞めればいいのだと思った。

とはいえ、生活も義務感がないのにくだらなく続いているし、仕事は義務感があるのに定期的に休んだり転職もしている。よく分からないものだ。

生きて生きている

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