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今週のMornin#8


ゆりかもめ


ゆりかもめは鳥の名前

東京都品川区が「自治体の鳥」としてユリカモメを決めているらしい。
カモメだ。

東京は新橋から出ている白いモノレールも「ゆりかもめ」という。

実際のユリカモメも、体は白くて口と足が赤くてそこが凛々しくて、東京湾に行けばおおよそ出会うことができる鳥である。

さておき7月半ば

今週はあまり写真を撮る余裕というか隙間というか、エネルギーが足りない1週間だった。家の中で撮った写真や近所で撮った写真を見返している。写真を撮ることは、毎日飲むようなビタミン剤の時もあれば、頭痛の時に飲むロキソニンみたいに作用する時もある。
よくわからないが、よくわからなくてもなんとかなる。
どんなにつらくても時間は進んでしまう。

今週のMornin

というわけで今週のMorninはこちら。

赤い薔薇

虫に食べられて穴だらけになっている葉っぱが見え、少し元気がなくなってきているような薔薇だった。これも自宅のから最寄り駅までの道中で見かけた薔薇で、どなたかの家の外壁が背景になっている。
壁を這うパイプの黒ずみが見え、もしかしたら自然の薔薇なのか、誰かがしっかり育てているのか
ベランダと思しきところには洗濯バサミがたくさん付いているハンガーが見えたり、手前もちょっと剥がれている壁が見えたりと、なかなか味のあるお家のようにも見えてくる。

薔薇と言えば

薔薇といえば新宿御苑に行けばほぼいつでも薔薇に合うことができる気がしている。これは調べていないが、探してみたら、薔薇はいつでもどこでもいずれか咲いている気がする。
強いということなのか、寂しいということなのか。

写真の反省

赤い薔薇が中心にポツン、茎が伸びて右下に伸びる。家の背景が白く飛んでいる、天気は曇りだったのだろう。左側に目を移すと家の外壁と2階のベランダが見える。洗濯物は干していない、夕方か朝か、それか普通にもう取り込み終えた後なのか。赤の薔薇が、その背景とやや分離感が悪いかと思ったが、そのおかげで背景に目が行きやすくなっている。自分の写真にしては珍しく情報量の多い写真だ。主題の薔薇が目立ちすぎないようになっていて、これはこれでアリとできる。
薔薇のように、単体でもパワーがある被写体は、寄っても引いてもいいという反面、少々難しい。

これは引きで
これは寄り

最近のトレンド

カメラを買ってからというものの、とりあえず背景をボカそうとせっせと絞り開放で写真を撮っていた時期が長かった。それはそれで楽しいし、撮りやすいし、ちょっとクセになりやすい。いい意味でも悪い意味でも。
ボケはある意味万能に使えてしまうので、とにかく寄ってボカせばいい、写真になると、ある意味逃げがちになってしまう。
それなら、絞りはむしろ絞りめにして、背景の情報量をある意味増やしてあげる。それか絞りもSSもいっそオートにしてしまって、構図で写真を作る方が、丁寧に素振りをしている感じがして、それもそれで楽しい。
もちろんどちらも楽しいのだ、バッティングセンターで球速や変化球を選ぶのと似ている。

こういう望遠でのブチ抜きもたまにはしたくはなる


機材を整理したはずが

カメラやレンズをいくつか整理して、ある意味バランスをとったはずなのだが、気がついたらあまりに汎用性の低い機材構成になっていた。
ボディはX-Pro3一つで全く不足なく写真が撮れているのだが、レンズが。
焦点距離順で並べていくと、
XF30mm F2.8 R LM WR Macro
XF33mm F1.4 R LM WR
NOKTON 35mm F1.2

35mm換算50mm付近のレンズが3本もあるのである。

それぞれの特徴や明るさ(F値)や描写傾向や性能があるから、焦点距離以外では役割は全く被っていないからいいのだが、なんでも撮れるような汎用性という点で見ればあまりに自由度が少ない。標準ズームくらい確保した方がいいとも思うのだが、ズームレンズは得意じゃない。業務で写真を撮るわけでもないし、人間を撮る時もお花を撮る時も、個人的には換算50mmが一番使いやすいのだろう。ここまでしたのは、50mmで撮らないものはもう撮らなくてもいいという覚悟と決意と呪いでもある。


明日は海の日

7月も半ばを過ぎ、海の日を跨いで本格的に夏本番な時期に入ると思う。関東は梅雨明けまで秒読みだろう。
梅雨が明ければ雨が恋しくなるか。ならないか。
今日は海に行ってきた。海で読む本は捗る。波の音が心地いいのだろう。
今週は色々超えなければいけないことがいくつかありそうだ。
なんとか、どうか健やかに。

夏バテに注意を

夏はアイス、秋は焼き芋、冬はおでん、春はさくらもちを食べます