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コミュニティとの付き合い方

お付き合いしているコミュニティ


koko です。ソフトウェア自動化ツール UiPath という会社で約5年弱勤務してます。今年の春から、UiPath Friends という日本の UiPath ユーザ向けのコミュニティにいわゆる"中の人”として参加しています。

UiPath Friends は、「ユーザ同士が集い・学び・交流」するためのコミュニティとして、2019年に発足され、現在では2050人を超えるメンバーが参加しています。

UiPath Friends とのお付き合いのきっかけ


部署異動でバックオフィス系からパートナー営業本部へ異動し、UiPath のコミュニティマネージャ 渡辺俊平さんに誘われたのが、UiPath Friends へ参加することになった直接のきっかけです。

そして、私が二つ返事で参加したい!と思った理由は、ユーザの皆さまの声を直接聞きたかったからです。

異動前の業務の一部で、ライセンスの認証エラーのサポート対応や新ライセンスの国内展開やリリースなどのプロジェクトに携わっていたものの、ユーザー様やパートナー様の声はフロント担当から間接的に聞く機会しかなく、果たしてみんなが欲しい情報を満足に届けられているものなのだろうか?、一方通行のコミュニケーションになっていないだろうか?といつも気になっていたのでした。

お付き合いまでに時間が空いてしまった言い訳

だったら、誘われる前に参加していればよかったじゃないか?と思われる方もいらっしゃると思います。実際のところ、UiPath Friends が立ち上がった頃は、時間にも心にも余裕がなかったので、参加しそびれてしまいました。

参加しそびれた言い訳の内訳:
- 一般問い合わせ窓口&ライセンスエラー対応窓口の1人担当者 (60%)
- 人間じゃないとできない複雑なライセンス発行業務も兼任(20%)
- 複数のライセンス関連の大きなプロジェクトも兼任(15%)
- 長男4歳次男1歳の夜のお世話係1人担当者(5%)

出典:私の心の中より

一度参加する機会を逃すと、もはやバックオフィス系の私が参加したいですと手を挙げるのは、撮影エキストラ100人のうち1人が既に配役が決まっている役名のある役柄をやりたいといきなり言い出すような感覚で、私には無縁なキラキラした世界すぎて、挙手できませんでした。

お付き合いすることになってから

コミュマネ渡辺さんに誘われて、参加したい!と言ったものの、コミュマネが説明するコミュニティとは?の部分が私にはなかなか理解できませんでした。
参加すればわかる!とのことでしたが、いくら”中の人”であっても、そのコミュニティでの振る舞いや模範がわからないとどう参加すればいいのかもよくわかりませんでした。

運よく、コミュマネ渡辺さんから UiPath Friends のイベントの UiPath セッションでUiPath ライセンスの話してほしいと提案されたため、ただ単にイベントに参加するだけではなく、イベントで成し遂げなければならないミッションがあることで、参加しやすくなりました。

↓初参加&登壇させていただいたイベント

参加のハードルは低くなった?ものの、同じライセンスの話をするにしても、Enterprise ユーザ向けにしか説明をしたことがなかったので、Enterprise & Community 両方のユーザ向けにはどう説明すればいいのだろう?とまた新しいチャレンジが生まれました。

そもそもコミュニティでコミュマネ以外の”中の人”はどうすべきなの?
私はエンジニアじゃないけれど”中の人”として参加してOKなの?
なんでみんな芸名で活動している人が多いの?私も芸名必要?
と、そもそもの知識が乏しすぎたのでした。恥ずかしい限りです。

コミュニティに関する勉強を始める

そんな不器用で頭すっからかんな私がコミュニティに参加するのを危惧したのか、コミュマネ渡辺さんが小島さんの本を貸してくれたのでした。
重要箇所が蛍光ペンでしっかりハイライトされていて、なるほど~と思いながら読み進めました。

読み終わったころには、UiPath Friends のイベントにも何回か参加していて、UiPath Friends での模範が少しずつ分かるようになり始めていました。
また、UiPath Friends では、#UiPathFriends のハッシュタグで Twitter でも交流をしており、今年の春から始めた Twitter の使い方も少しずつ慣れてきました。

ちょっとずつコミュニティについてわかり始めたと思いましたが、それでも私はわかっていないことが多く、その度に、コミュマネ渡辺さんがおススメの本を貸してくれるのでした。

今朝、コミュニティプロフェッショナル向けの世界最大級のコミュニティを始めた David Spinks さんの本を読み終わりました。
帰属意識の大切さを実感した著者がオンラインのビデオゲームコミュニティの運営経験から、ビジネスにおけるコミュニティ立ち上げへシフトした話や、コミュニティの作り方に関するノウハウが経験に基づいて体系的に書かれています。

まだ、情報消化中ではありますが、読み進めながら、私自身も今までにいろいろなコミュニティに所属してきたことを思い出しました。
自分の中で「コミュニティ」という言葉だけが独り歩きをしていて、本質がわかっていなかったということに気が付きました。

学んだことについても、少しずつ記事にしていこうと思います。

別の記事では、UiPath Friends とは別のコミュニティにはなりますが、私が大学生の時に Resident Assistant (RA: 大学寮に住んでいる学生たちの生活を学生の立場でサポートする仕事)を通して参加してきたコミュニティについて振り返ってみます。

RA でのことを文字にすることで、私の中でコミュニティについてがもう少し明確になるような気がしています。そして、その情報が少しでも誰かのご参考になればいいなと思っています。



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