英語でプレゼン準備のコツ①
一応米国大学舞台芸術学部卒業(B.A. in Theatre Arts) の koko です。
コミュニケーションツールの1つ、言語は日々進化していますので、常にインプット、アウトプットが必要です。
アウトプットとして、英語でプレゼンするとき、まず皆さんは何をしますか?
日本語で作ったものを英語に訳すでしょうか?
最近は、機械翻訳も進化してきましたので、英語でプレゼンするときは、機械翻訳に頼れば大丈夫!と思われる方もいるでしょう。
確かに機械翻訳はとっても便利で私も日々助けられていますが、かなりこなれた感じに聞こえ、結構騙されることが多いですので、要注意です。
先日仕事で会話した翻訳会社の方も、機械翻訳はそれっぽく訳されてしまい、誤訳や翻訳漏れに気づきにくいので、使い方を気を付けていると話されていました。
そもそも、仮に機械翻訳で1語1語がきれいで正しい英語になったからといって、プレゼンで言いたいことがちゃんと相手の心に響くものでしょうか?
英語の資料が日本語に直訳されたものを見たことがある方は、わかるでしょう。「さあ、XXXしましょう!XXXであなたのXXX は XXX できるでしょう」というような非常に啓発的に聞こえたり、言い回しが不自然だったり。
日本語を英語に直訳した場合も同じ現象が起きます。
じゃあ、どうすればいいのか。
まず、初心に戻って、プレゼンするときに一番伝えたいメッセージは何かを明確にしましょう。
英語は日本語よりもとても表現がダイレクトな言語です。
行間を読むことはあるとしても、日本人ほど深く行間を読む言語ではないです。
行間を読まないため、伝えたいメッセージが定まったら、「自分が言いたいことは本当でしょ!わかるでしょ!」という具体的な「わかりみ」エピソードをいくつか書き出してみましょう。
行間を埋めるのには、具体的でわかりやすい例示が欠かせません。
わかりやすいというのは、とにかく明るい安村さんの英国でのプレゼンでしょう。
ビジネスでのプレゼンは、お笑い芸人の芸と違うでしょ!と内心思った方いませんか?
確かにプレゼンの形式は異なりますが、わかりやすさ、人の心を動かす、堂々としているというところはぜひ参考にしてください。
一番伝えたいメッセージと「わかりみ」エピソードが定まったら、次はそれをどう伝えるかです。
続きはまた次回
【雑談】What do you do with a B.A. in English?
私が大学時代に流行ったミュージカル Avenue Q (2004年にトニー賞受賞)の1曲に、What do you do with a B.A. in English? (意訳:英学部卒業したけれど…何に役立つの?)があります。
大卒(しかも英語専攻だった)だけど、仕事がないということを嘆いている歌です。ミュージカルなので会話になっている歌詞も面白いです。
自分が持っているもの、学んできたことをどう活かしていくか?
意外なところで、光が当たることもあるのが人生面白いところですね。
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