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KOKOのこと【自己紹介】

ごあいさつ

はじめまして。カウンセリングルームKOKOです。
普段は学校や病院でカウンセリングを行っている臨床心理士/公認心理師です。心理士としての経験年数は12年で、いわゆる「中堅」と呼ばれる世代にさしかかってきました。
このたびカウンセリングルームKOKOを立ち上げることになった経緯を少しご紹介します。

ワークライフバランスの葛藤

臨床心理士養成大学院にて臨床心理学について学び、臨床心理士を取得しました。
恩師や先輩方に恵まれ、精神科病院の心理療法士・スクールカウンセラーとしてキャリアをスタートさせました。
結婚・出産を経てからは働くママとして、子育てと仕事の両立に悩みながらも、状況に応じ非常勤で複数の仕事を掛け持ちで継続してきました。
学校現場に比重を置いた時期を経て、現在では医療現場でのウエイトを大きく占める数年を過ごしています。
現在の仕事にやりがいを感じる一方で、忙しさのために(個人的な経験ですが医療現場は慢性的な心理士不足で目の回る状況が多いと感じます)子どもとゆっくり向き合う時間が持てないことに自分自身の葛藤も大きくなりました。
子どもの成長を感じつつも、人生の節目を乗り越えていく局面で、親として(あるいは夫婦が向き合い)ゆとりをもって見守り支えるだけのキャパシティが残されていないことへの懸念は年々膨らむ一方でした。
仕事上ではクライエントさんやご家族の心に向き合うお手伝いをしながらも、自らの生活を振り返ればお猪口級の器の小ささを呪うばかりの悶々とした日々を過ごしてきて、一歩踏み込んでワークライフバランスを調整する必要性を強く感じ始めました。
自分自身の健康や家族との時間を守りつつ、クライエントさんに質の高いカウンセリングや心理的支援を継続して提供するためにも、従来の業務の傍らKOKOという新しい業態でこれまでの経験を活かしたいと強く感じるに至ったというわけです。

KOKOの由来

KOKOという名前には、「こころ」「ここ(Here)」「こどものこころ」「こどものこえ」など、さまざまな「ここ」が込められています。
「KO(ノックアウト)」に見えるような状況でも、ともに物語をつむいでいくことでいつか振り返って「OK」と思えるように。
自分自身を含め、さまざまな課題を抱えつつ小さくても大切な毎日を暮らす全ての人へのエールを込めました。

noteでの活動予定

noteでは、KOKOからのコラム発信やイベント情報についてのお知らせなどを綴っていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。


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