明日、大切な人が死ぬとしたら

先日、友人が亡くなりました。

若い頃、よく皆で飲みに行ったり
友人が働いている職場からチケットを貰ったからと、
何人かでクルージングディナーに連れて行ってくれたり。
大人の夢の世界を教えてくれた
少しやんちゃな明るい男の子でした。
彼の周りにはいつも人が居て、笑顔に包まれていたことを覚えています。

大人になり、地元を離れた私は疎遠になり
そして数年後、亡くなったことを知りました。

家庭を持ち、家族を支える為昼夜働き、
現場で大きな荷物が落ちてきて
潰されてしまった、と。


お葬式の日、皆集まり泣いていました。
あいつは良い奴だった
何かあったなら言って欲しかった
そんな苦労をしてたなんて…
もう一度話したい

そんな言葉をいくら言っても
彼の魂はもうありません。

周りの友人も会っていた人はいなかったようです。
それぐらい、彼は家族を守ることに一生懸命だったのでしょう。

仲の良い友人は久しぶりに会っても、
違和感なく楽しめるものだと思います。
だからこそ、日々の忙しさを理由に会わなくなるのは
仕方のないことかもしれません。

ただ、、
大切な友人は次会う時にはもう居ないかもしれない。
後悔をするのは一生です。

泣いて悔やむより、好きな人を今いかに大切にするか。
一瞬でも会って、連絡して笑顔になる。
彼のおかげで気付かされました。

こんなコロナ化でなかなか人と会えません。
だからこそ、大切な人と関わりを深く持つべきだと思います。

会えないなら、電話やテレビ電話でも良い。
手紙でも良い。
便利な世の中です。

日々、後悔のない生き方を目指しましょう。


私もいつかそっちに行くので、
それまで暫しのお別れ。

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