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車椅子の息子のリハビリの回数が、病院の都合で減りました。強制的に減ったことで、私は息子をリハビリに連れて行くのが嫌だったんだと分かりました。

我が家の息子は、脊髄髄膜瘤で生まれて、歩けないので、
歩行練習などのリハビリに通っています。

今月は、コロナの関係で、息子のリハビリ通院が病院側の都合で制限されて、
月に2回しか行くことができなくなりました。

多いときには週に2回通っていて、
月間だと8回ほど病院へ通っていたので、
そこから比べると、大きく減少です。

で、リハビリに月に2回しか行けなくなって思ったのですが、
めちゃくちゃ楽です。

というのも、自分の時間がとれる。

実際、リハビリ病院へ連れて行くというのは、
自分の時間と体力を、多く差し出さなければならない行動でした。

なにしろ、仕事が終わって、
子供を学校に迎えに行って、そこからリハビリ病院へ連れて行って。
リハビリが終われば、家に戻って帰って、途中で下の子を保育園へお迎えに行って、
それから子供に夕ご飯を食べさせて、お風呂、寝かしつけと。

それが、ばさっとなくなったので、自分の時間が増えました。

もう、週に2回もリハビリへ連れて行く生活には戻れそうにありません。

で、このことで、気がついたのですが。

私は、息子をリハビリへ連れて行くのが、本当は嫌で、負担に思ってたんだと知りました。

でも、「リハビリは子供のためになる」ので、
負担に思う気持ちや、嫌だなと思う気持ちを押さえつけていたようで、
自分でも気づけなかったのですが。

強制的になくなってみると、リハビリへ行く回数がなくなった方が軽やかで、とても楽になり、
本当は嫌だったんだ、という気持ちに気がつけました。

「子供のため」というのは、自分の気持ちを押さえつけてしまうことがあるので、厄介ですね。


というわけで、
コロナの関係で、強制的にリハビリの通院回数が減りました。

減ったことで、自分の時間が増えて、とても楽になり。
「本当はリハビリにつれていくことは負担だったし、嫌だったんだ」という自分の気持ちを知りました。

コロナがおさまっても、リハビリの回数を増やせそうにはありません。

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