リーダー達と過ごしてみて

2泊3日を一緒に

ご縁から、他の方が行けなくなった代打で旅行に誘われました
一緒に行くメンバーは、なんとこれまでの私の上司達
私以外に女性が2人、男性が2人
しかも、みなさん私より年齢は大先輩
会社の立場でも格上のみなさま

緊張もありましたが、私も相手も異動して
今は一緒の部署ではないので、なぜかリラックスモードで
旅行へ出発

学んだこと

女性のある方は、会社の肩書きでも上から数えた方が早い
というか、皆がその肩書きを得られるわけではないポジションの方

もちろん、お仕事される時の姿勢や考え方、対応も尊敬することばかり
その方と過ごしてみて見えたこと（1週間たっても覚えていること）

• 慌てすぎない

• 目の前に集中して全力

• 考えすぎずに行動に移す

• 周りをよく見て周りのために動く

• おもてなしも忘れない

具体的には

慌てすぎないとは。

出発の段階で、持ってこられたクレジットカードが使えない可能性が分かりました。現金もそんなに持っていないようで。
非常に不安そうでしたが、そこまで引きずることはなく、他のメンバーに「足りなかった時は助けてね」とだけ言って、旅行中もそこに触れることなく過ごしていました。
もしかしたら、そう見えただけで、内心はずっとヒヤヒヤしていたのかもしれません。
でも、そんな素振りや言葉を出してしまえば、ご本人はもちろん、周りもそれが気になってしまい、楽しめません。気を遣ってしまいます。

弱音は吐かない。その場で出来る限りを尽くす。

その姿に何か学ぶ物がありました。
仕事でもピンチになることや、判断に迷うことはありますが、その方から迷うような姿を見た記憶がありません。
竹を割ったような方で、くよくよしないで、潔く判断をされていました。
確かに、トップが迷っていては、部下は不安になってしまいます。
全てを受け入れる覚悟で立っておられる雰囲気を感じました。

目の前に集中して全力

考えすぎずに行動に移す

前の部分にも通じますが、この旅行を誰よりも全身全霊で楽しんでいるようでした。
いつでもどこでも、たくさん写真を撮り、メンバーとの記念写真も行く先々で必ず！
しかも、シャッターのタイマーも使いこなして。
さらには、旅行先で見つけた100均で三脚を購入し、しっかり使いこなしていました。
新しいものに臆することなく、チャレンジして、道具や技術を使いこなす
頼もしい姿でした

そして、それぞれの行き先では食事もお酒も全て存分に楽しんでおられ、
何も思い残すことはないような雰囲気を感じました。

まさに、全力投球です。

また、行く先々でのサービスエリアでも、ときめいた物は手に取り、購入されていました。
例えば、ご当地の名産品で出来たスイーツや、物産も購入されていました。
印象的だったのは、とてもかわいい工芸品があったのですが、購入して、早速カバンに付けていたことです。
とても似合っていて、素敵でした。
考え方によっては、工芸品でも、似たり寄ったりなこともありますし、お値段もしていたので、「ここでなくても」なんて考えもできます。
でも、そんな後ろ向きな考え方なんか一切なく、選ぶことも買うことも、その後も全て楽しんでいました。
全ての行動と生じる結果を受け入れての行動力なんですね。
行動したあとの結果も自分の心次第でなんとでも変えられる。
私がコレでいいと決めたんだから、ベストな判断なのだ。
そんな空気を感じました。仕事の時でもそうです。決断力、行動力がありますし、そのあとに悔いを残さない方です。

周りをよく見て周りのために動く

食事をしている時は、皆に足りないものはないかをいつも気にかけていましたし、食事の取り分けもしてくださいました。
部屋で過ごしている時でも、最後までゴミの片付けや全体での動きに徹していました。
会社でのポジションで言えば、メンバーの中でその方がダントツのトップです。
私が一番下っ端なので、私がしないといけないくらい。（恥）
情けないことです。

普段、仕事の時は、その方のお世話は周りがしています。
なので、誰かがしてくれる事に慣れていてもおかしくありませんし、
当然のことなのです。

なのに、ご自身が率先してされており、皆が気持ち良く過ごせるようにと
いつも気にかけてくださっていました。

トップたる人！という感じがしました。
自分の持ち分はさっさと済ませて、手を空けて、いつでも皆の為に自分が動けるようにしておく。
そして、必要があれば、率先して動く！
それが余裕につながるし、だからこそ判断がブレたり迷うことがない。

そして、この旅行のアテンドをしてくださった方に
お土産を渡したり、運転中に眠くなることがないようにとお話をしていたり。
おもてなしの心、気を配るということ、心を配るということ。
自分のためでなく、全体のために動くということ。

楽しいだけでなく、学ぶことが多い、なんとも言えない旅行になりました。

自分もそうであるように、いたいと思います。
そして、忘れないようにここに残しておきます。