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【国会クイズ】第8問 本会議のベル

📚 問 題

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📚 正 解


 本会議が始まる前に、”もう少しで始まりますよ”という合図として鳴るベルのことを「予鈴」といいます。参議院では5分前ですが、衆議院では10分前に鳴ります。問題が衆議院の場合であれば、2.10分が正解です。

 予鈴の鳴り方は、参議院は5分前から10秒間鳴り5秒休みが3回、衆議院は10分前から15秒間鳴り10秒休みが3回となっています。

 開始時刻になるのが「本鈴」で、参議院は1分間連続、衆議院は2分間連続で鳴ります。この違いは、議員数の違いと関係があるのでしょうか?

 議長が開会を宣告するのはこのベルが鳴り終わったあとですから、会議の実際のスタートは、参議院は10時1分、衆議院は13時2分になることが多いです。

 以前は、本鈴が鳴ってから議員は議場に入りましたが、今は予鈴が鳴ると議場に入ることができます。議場の扉の前には、衛視さんが2人ずつ立っていて、秒単位で合わせた時計を見ながら、予鈴が鳴った瞬間に扉を左右両開きに開けてくれます。キチッとしていますね。

 本会議の前には、ほとんどの会派で議員の会議を開いています。参議院自民党の場合は議員総会です。会議が少しでも長くなると、予鈴のベルの鳴り響く音に焦ることもしばしば。この音が鳴っても、発言者がマイペースで話していたりいると、他の議員がソワソワし始めたり。自民党の場合、議場と会議の場所が近いのでまだよいのですが、会議の場所と議場の階が違っていたり遠い場合は大変です。

 議員は議場に入り自席に着席すると、まずやることは、氏名標を立てることです。コロナ前、参議院は氏名標の下に赤外線センサーが付いており、立てることで自動的に出席がカウントされました。今はコロナ対策として、広く議場を使っているため、座席の配置とセンサーがずれており、カウントされなくなりました。

 それにしても、予鈴・本鈴の「ジリリリリ~」という大きな音にはかなりびっくりします。アドレナリンのでる音です。できればもう少し穏やかにしてほしいのですが。

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