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いりこと向き合うひと時

妹からいりこを貰いました。
お味噌汁の出汁はいりこ派なので、いつものいりこをお休みさせて、早速いただくことに。
ちなみに、西日本ではいりこ、東日本では煮干しと呼んでいて、同じカタクチイワシのことです。

いつも妹は、いりこを買ったらハラワタを取り除いて、乾煎りして保存しているそうで、今回は父が綺麗にハラワタを取り除いてくれました。
妹の家に行くと、父はこの下処理を頼まれるそうで、手作業もこなれた様子で微笑ましい光景でした(笑)。
実家から下処理が終わったいりこを持ち帰り、鍋で煎ると香ばしい良い香りに癒されました。美味しい香りに、思わずひとつまみしてみると、軽ーい歯応えにびっくり!
美味しいいりこは、こんなに上品で軽い味なのかと発見がありました。
いつも買っているいりこも、同じように乾煎りしたら、どんな味になるか試してみようと思います。

さて、カタクチイワシをお味噌汁の出汁にして、そのまま食べるのが我が家の健康習慣のひとつです。
カタクチイワシは、体を温める、胃腸を元気にする、気を補う、目の機能を整える、筋や骨を強くする、血の巡りを良くする、脳を健康にするなどの効果があるとされています。
骨ごと食べるだけでも、骨が丈夫になりそうなイメージありますが、それ以外にもこんなにたくさんの効果があると思うと、毎朝の味噌汁の出汁に使いたくなりますよね。
缶詰などでも骨ごと魚を食べることができますが、缶詰は毎日食べるとこはないので、毎日の味噌汁で少しづつでもいりこを食べることにしています。

骨の健康は、生まれながらの親から譲り受けたものも影響していますが、生まれてからは日々の食生活でその健康をどう維持していくかという、自分の取組みや努力も大切です。
せっかく、元気に産んでくれた人達のためにも、良い状態を保っておきたいと骨や歯については特に感じています。

私が母のお腹の中にいた時、母の姉がせっせと母の元へ、小魚、たたみいわし、めざしなどの骨ごと食べる魚を持ってきてくれたという話を聞いて依頼、叔母の気持ちにも応えるように骨が強い体を作ろうと考えるようになりました。

定期的に通っている歯科衛生士さんから、丈夫な歯をしていることを褒められる時も、叔母と母に感謝しています。
そして、いつまでも自分の歯でご飯が食べられるおばあちゃんになる!!これが、私の一つの目標です。

お味噌汁からひょっこりといりこが出てくる時、母や叔母や健康のこと、いろんな気持ちが浮かんできて、心が温かくなるひとときです。
今日も食べ物からの栄養と想い出に包まれて、穏やかな日であることに感謝です。

#中医学 #薬膳 #健康 #いりこ #煮干し #食養生

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