文章の神は細部に宿る
お客さんから「文章の書き方はどこで習われたんですか?」と聞かれることがある。
だが正直に言うと、誰からも学んだことはない。
そんなぼくが言えることは、ただ書き続けてきたことの賜物だということだ。
たまに、文章を書き始めたころの自分の記事を、見返すときがある。
まあヒドイものだ。
おそらく自分が言いたいことが、半分も言えていない。
日本語を覚えたての外国人だったのか?と、自分を疑ってしまうほどの文章だった。
でもその文章を、今は恥じる必要はないと感じている。
その文章があることによって、今の文章があるからだ。
そしてその覚えたての日本語で書いた文章を、人にも見てもらえるように、ブログにも残している。
それこそが、ぼく自身の成長の証であり、今の文章以上に伝えたい部分でもあるからだ。
書き方について話を戻すが、あまり「書き方」については考えなくていい。
なぜなら、あなたが書いた文章自体が、あなたにとっての正解であって、書き方にとらわれずに書いた文章こそが、あなたらしさを表現する唯一の方法だからだ。
そして、その書いてきた文章の一つひとつが、自分の成長していく物語をつくっていく。
その物語は、嘘偽りがないあなたという存在の信用を築く、土台となるのだ。
だけども、ただなんとなく書いているわけではない。
告白ついでに、ここも正直に話すと、文章を書くときは、できる限り人と話すときと、同じような感覚で書くように心がけている。
今日あった出来事を人に話すときのように、道端で尋ねられた行き先を人に伝えるときのように、できる限り細部にまで忠実に、言葉にすることを心がけている。
きっと友だちに「今日の昼食はご飯を食べてさ」とは伝えない。
「今日のお昼はめんどくさくなって、昨日の余ったカレーを食べてさ」と伝えるはずだ。
だからこそ、文章にもリアルさを持たせなければならない。
あなたが見聞きしたことを、そのままの状態で相手にも体感してもらえるように、文章こそ細部にまでこだわろう。
「神は細部に宿る」
ぼくはこの言葉が好きだ。
書くこともこれと同じことを大切にしている。
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